雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Bittersweet ep.3-34


Bittersweet ep.3-34



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



もしかして…またはぐらかされた…?

そう気づいたのは、風呂から上がって、服を着せられて、髪を乾かされて、ベットに戻ったときだった。

まだ自力では動けないオレをベットにおいて、チャンミンは背を向けた。

シャワー浴びてさっぱりしたせいで、気持ちよくて忘れてた。

気づいたときには部屋で独りきり。

しかも、今度はきっちり扉を閉めて行きやがった。

「チャンミンの野郎…っ」

認識すると、だんだん腹が立ってきた。

ケットを蹴り上げて、ずるずると身体を引きずるようにベットから降りる。

フローリングに足をつけて、手で支えながら立ち上がった。

なんとか立てた。

ちょっと足がガクガクするけど。

そして壁伝いに扉へと向かい、開け放った。

「あ、れ…?」

扉の向こうには、しんと静まり返った室内。

なんの音もしなければ、なんの気配もしない。

完全に無の空間。

もしかしたら1階にいるのかもしれない。

落ち込む心を奮い立たせ、階段をゆっくり下っていく。

しかし、厨房にも、フロアにもその姿はなかった。

「チャンミン…?」

こんなこと、初めてだ。

オレに黙って、ひとりでどこかに出かけるなんて。

いつも、姿が見えなくてもどこかにいてくれたのに。

そんなに、限界だった…?

それとも、オレがあんまりしつこいから嫌になった…?

不自由な身体に鞭打って、駆け出す。

階段に蹴躓き、脛を思い切り強打。

「い…って…っ」

でも、そんなこと構ってらんない。

早く見つけなきゃ。

ジンジンと痛む足で階段をもう一度上り、コートに入れっぱなしだった携帯電話を取り出した。

そういえば、連絡するのも初めてだ。

電話番号は交換したけど、出会ってからずっと、ほぼ毎日、四六時中一緒にいるから。

連絡をする必要もなかった。

まさか、こんな状況で初めて電話をかけることになるなんて。

電話帳からチャンミンの携帯番号を呼び出し、発信する。

耳に携帯番号を押し当て、祈るように待った。

でも、どれだけ鳴らしても、何回鳴らしても、聞こえてくるのはおなじみのガイダンス。

「お留守番センターになんか用はねぇっ!」

チャンミンに繋がらなきゃ意味がないんだ。

役立たずな携帯電話を思いきり投げつける。

八つ当たりだってわかってるけど、なんか気持ちが収まらなくて。

ハンガーに吊るしてあったジーパンを手繰り寄せて纏い、Tシャツ1枚じゃさすがに寒いとセーターを着込んだ。

そして靴下を履いて、マフラーをして、ダウンジャケットを羽織って、家を飛び出した。

一度は投げ捨てた携帯電話をポケットに突っ込んで。

だって、もしかしたら電話がかかってくるかもしれない。

そんな期待があったから。

「…」

どこにいった?

行きそうな場所に心当たりなんかない。

でも、探さなきゃ。

動いていないと、不安に押しつぶされそうだ。

「チャンミン…」

ポケットに押し込んだ手でぎゅっと携帯電話を握り締める。

思うように動けない自分の身体を恨みながら。

「あ~…クソっ」

ホントに、腹が立つ。

苛立ちをそのまま言葉にして吐き出し、舌打ちした。

それにしても、キツイ。

まだ100メートルくらいしか歩いてないのにもう息切れがする。

別に痛いとかはないんだけど、足に力が入らない。

そのせいで心ばかりが急く。

立ち止まっては進み、通常であれば10分ほどの距離が果てしなく遠い。

「ユノ?」

そんなときだった。

声が聞こえてきたのは。

弾かれたように振り返ると、そこにはきょとんとした顔で佇むドンワンがいた。

「どうした?」

わらにも縋る思いだった。

「ド、ドンワンひょん、チャンミンが…っ」

「チャンミンがどうした?」

「いなくなっちゃって、携帯も繋がらないし…っ」

泣いたって意味がないってわかってるのに、こみあげてくる。

唇をかみ締めることで堪え、戒めるようにぎゅっとこぶしを握り締めた。

手のひらに爪が食い込むほど強く。

「何があった?」

「わ、かんな…っ。な、なんか、親父さんの墓参りしてからおかしくて…」

「あぁ…なるほどな。ちょっと待ってな」

何気なく伸びたその手が、オレの肩に触れる。

なんだろう、この安心感。

でも、完全じゃない。

ダメなんだ。

チャンミンがいないと、不安で仕方ない。

「チャンミン…っ」

「大丈夫だよ。アイツ、ムカつくけど馬鹿なコトするヤツじゃない」

そう告げたのは、ドンワンの隣にいた雰囲気のある小さな人。

独り言みたいに小さな声だったけど、オレの耳にはちゃんとその言葉が届いた。

「ジンのヤツ、なんだって?」

「すぐ見つけるってよ。思いっきり職権乱用してたけどな」

「…?」

ジンって、ダレだ?

職権乱用ってどういうこと?

なんか理解できない言葉ばかり出てくる。

「ミヌ」

「…?」

「車取ってくるからちょっと、コイツについててやって」

「ん、わかった」

ドンワンの言葉に頷き、近くにあったガードレールへと身を預ける。

どうなっているのか、どうしたらいいのかわからないまま。

オレはただ立ち尽くしていた。

「ユノ、だっけ?ここ座れば?」

「え…?あ、でも…」

じっとしていられないんだ。

すぐにでも探しに行きたい。

もちろん、行き先なんてわからないけれど。

「いいから座れ」

「は、はい…」

なんか、妙に迫力がある。

逆らうこともできず、少し距離を置いてゆっくりとガードレールに腰を下ろした。

ちらっと様子を窺うように振り返れば、タバコをくわえ、火をつけるところだった。

煙に目を細め、オレのことなどまるでいないかのように紫煙を吐き出しながら空を見上げる。

「あの…」

「チャンミンはいまジンが探してる」

「えっと…」

「ジンはドンワンの弟みたいなもん。警察官。最初にチャンミン拾ったのもそいつ。そのあと、ドンワンに押し付けやがった」

苦虫を噛み潰したように顔をしかめ、膿みでも吐き出すようにそう呟いた。

そう、なんだ…。

まだ知らないことばっかりで、ちょっとヘコむ。

落ち込んでいると、ゆっくり車が真後ろに滑り込んできた。

「見つかった。送ってくから乗って」

誰もが知っている高級車に乗って颯爽と現れたのは、先ほど車を取りに行くと言っていたドンワンだった。

驚きながらも、とにかくいまはチャンミンの元に行きたい。

半ば押し込まれるように車へと乗り込み、走り出した。



つづく。






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Re: タイトルなし

か◇みん 様

とうとう、チャンミン君逃亡!?
黙って出かけちゃダメですよね~(;^ω^)
ユノ様、かなりショックですよね…。
だって誰より近くにいるのに、原因がわからないんですから。
早くチャンミン君、ぶちまけちゃえばいいのに…。
そういうところだけ不器用なんだから…"(-""-)"

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ようやくミヌさん登場~(´∀`*)ウフフ
ep4はおそらくシナメンが多々登場することになるでしょう(笑)

チャンミン君、どこ行っちゃったんですかね~…。
嫌われたくないクセに、嫌われるようなことしちゃって…(;^ω^)
本末転倒?

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