雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Double Trouble 12


Double Trouble 12



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



気づけば朝になっていて、腕の中にチャンミンの姿があった。

「…?」

なんとなく違和感を覚えてふとんを捲ってみれば、こぼれる肢体。

昨日は完全に女だったのに、いま隣に居るチャンミンは完全なる男だった。

なんか、複雑だ…。

でも、顔は同じなんだよな。

ちょっと髪の長さとか、体躯が違うだけで。

そういえば、男の形でいるほうが楽だって言ってたっけ。

だから、か。

裏を返せば、信じてくれてるってことかな…?

都合のいいように考えれば、だけど。

「…」

手を伸ばして髪に触れてみれば猫のように柔らかな毛並み。

そのままするりと撫でてみる。

相当深い眠りの中にいるようで、起きる気配はない。

一糸纏わぬその姿。

いたるところに浮かんだオレのつけた痕。

桜の花びらがちりばめられたシーツの上に浮かぶその姿はこの世のものとは思えないほど綺麗だ。

知り合ってまだ2日しか経っていないのに、何をしているんだろう。

そんな風に思いながらも、後悔はなかった。

不思議なほどに。

こうなることがまるで予め決められていたみたいに。

出逢ったことで魘され続けた悪夢は終わり、今日もまた朝まで熟睡することができた。

正体はなぞのままだけれど、オレにとっては必要な人。

わかっているのはそれだけだ。

チャンミンが何者なのか、何を考えているのか。

いつかわかる日はくるんだろうか。

「…」

やめた。

考えるだけ無駄だ。

どうせ、この人はオレの物差しじゃ到底計れるレベルじゃない。

その範疇を超えている。

下手に期待して落胆するくらいなら、期待しなければいい。

もしもチャンミンのことを知れたなら、運がいいと思えるくらいで。

そして、ゆっくりとベットから降り立った。

起こさないように、静かに。

ふと、部屋の隅にかけられていたバスローブに目を留めた。

少し悩んだが、それを手にとって身にまとった。

扉を開いて廊下へと出てみると、突如彼の姿が現れた。

「…っ!?」

「バスルームへご案内します」

心臓に悪い。

慣れるまでしばらく時間がかかりそうだ。

条件が有効なら、オレはしばらくここへ住むわけだし。

「あの、さ…ずっと待ってたわけ?部屋の外で」

「いえ」

会話が、続かない。

無表情だから何を考えているかわからないし。

逃げるように案内されたバスルームへと駆け込んだ。

「…?」

ふと、鏡に映りこんだ自分の姿に違和感を覚えた。

覗き込んでみれば首筋あたりに紅い痣。

キスマークというには大きすぎる。

何か、された…?

こんなことができるのはチャンミンしか考えられない。

でも、したことといえばセックスだけ。

チャンミンより後に寝たし、先に起きている以上何かをされるような時間はなかったはずだ。

どうしようか…。

ワイシャツで隠れるか?

いや、見えるな。

参った…。

どうすることもできない以上、このまま出勤するしかないわけだけど。

悩みながらバスルームを後にすると、いつの間にか真新しいタオルとスーツが1着用意されていた。

ここへ来るとき着てきたはずのバスローブもない。

「これを着ろってことか…?」

躊躇する。

だって、見えてしまったんだ。

ブランドのロゴが。

いったい、1着いくらするんだ…?

考えただけで恐ろしい。

かといって、タオル1枚で出て行くのもなんだし。

「…」

深く息をつき、気持ちの整理をするように身体を拭いて、髪を乾かして。

でも、そんなに時間のかかるものでもない。

10分ほどで作業は終了し、あとは服を纏うだけ。

とりあえず下着とワイシャツを身に着ける。

「…」

着るしかない。

躊躇っていたって仕方がないとスラックスへと手を伸ばした。

勢いのまま足を通してボタンを留める。

「…?」

ぴったりすぎないか…?

まるでオーダーメイドでもしたかのように、ウエストも丈も驚くくらいにぴったりだった。

まさかと思って上着に袖を通してみれば案の定。

いつ採寸した?

そんなデータ、どこにもないはずだ。

何しろ、生まれてこの方オーダーメイドの服なんて1度も頼んだことないし、着たこともないのだから。

ホントにありえないことだらけ。

疑問に思うことさえ馬鹿らしく思えてくる。

こういうものなんだと、諦めるしかない。

とはいいながらも頭悩ませながらバスルームを後にして、リビングへと向かった。

「これは…」

「こちらを召し上がっていくようにと言伝を預かっております」

誰もいないはずのリビングには、ホテルかと疑いたくなるような朝食が並べられていた。

どれもできたてのようで、白い湯気が揺れている。

だって、チャンミンは寝ていたはずだ。

目の前にいる青年が料理なんてできるとは思えない。

「マスターが眠る前に作られたものです」

「眠る前って言ったって、お前…」

いったい、何時間前の話だ?

できたての料理なのに、何時間も前にできるわけがないだろう。

いいとこ、1時間。

しかも家に着くなり、セックスしてたのに?

「どうぞあたたかいうちにお召し上がり下さい」

もう、頭の中がぐちゃぐちゃだ。

どうしても頭で考えてしまって、目の前にある現実が受け入れられない。

でも、たぶんチャンミンが作ったっていうのは本当だろう。

それこそ、コイツがそんなことするとは思えない。

だったら無駄にするわけにはいかない。

「…」

独りでは大きすぎるテーブルにつき、手を合わせる。

いただきます、と。

「うまい…」

スープを1口含み、思わずそう呟いた。

お金をとってもいいんじゃないかっていうくらい、そこらのレストランより断然うまい。

ヤバイな…。

なんていうか、嫌いになれる要素がいまのところひとつもない。

まだ知らないことのほうが多いにしても。

朝から豪華な食事をたらふく食らい、苦笑した。

口元を拭ってもう一度チャンミンの眠る寝室を訪れれば、出て行ったときと同じ格好で眠っていた。

穏やかな寝息をこぼすチャンミンを見下ろし、先ほどそうしたように頭をなでた。

「ごちそうさま。行ってきます」

無意識にこぼれた額にそっと口づけていて、自分の行動に驚く。

ホント、出逢ってから驚かされてばっかりだ。

でも、嫌じゃない。

静かに寝室を出てジャケットとコートを纏い、邸を出ようとした瞬間、また突然背後に気配が生まれた。

振り返れば案の定、無表情の青年が佇んでいた。

「マスターがこちらを」

「…」

差し出された紙袋。

覗いてみれば弁当箱がひとつ収められていた。

まさに至れり尽くせり。

「行ってきます」

「行ってらっしゃいませ」

恭しく頭をたれる青年に苦笑し、歩き出した。

腹が立つけど、たぶんもう好きになってるよ。

いまだ眠っているだろうチャンミンに心の中でそう告げた。



つづく。






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Re: おっとぉ〜〜♡

ひ◇み 様

好きになっちゃってる!?
ユノ様、どうしちゃったのかな~??
明らかにおかしい気が…"(-""-)"
首につけられたのはなんでしょうね~♪
男の子になったチャンミン君。
ユノ様はどうするのかな~(´∀`*)ウフフ

何をしてもらおうかな~♪
次お会いするのが楽しみだ(≧▽≦)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

やっぱり、チャンミン君は男の子ですからね~(´∀`*)ウフフ
どうやって朝食&お弁当が用意されているのか…。
まだまだ謎はいっぱい♪

ユノ様、好きになっちゃった?
興味はある風だったけど、どうして??
とこれまた、謎!
しかし謎だらけすぎ…(;^ω^)

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Re: 同棲💓

ペ◇マミー 様

まだ2日目です。
新婚さんです(笑)
だがしかし!恋人じゃないんですよね~(;^ω^)
どうなっちゃうのか?
葉月にもわかりませ~ん(´∀`*)ウフフ

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