雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Double Trouble 13


Double Trouble 13



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



40階建ての大きなビル。

その中の1室にオレの所属する部署はある。

紙袋を片手に自分の席へ向かい、座ろうとした瞬間に手を引かれた。

そのまま奥のミーティングルームへ引きずり込まれ、なぜかブラインドを全部下ろされた。

「シウォン?」

「お前、昨日の可愛い子はなんだ?恋人いないって言ってたよな?」

朝の挨拶もないまま、まくし立てるようにシウォンはそう詰め寄ってきた。

目が怖い。

どうやら見られていたらしい。

まぁ、堂々とこのビルの前で待っていたんだから、見られていないという可能性は皆無に等しい。

しかし、その中でも厄介なヤツに見られたな…。

「紹介しろ」

「悪いけど、ムリ」

「なんで?」

なんだか尋問みたいだ。

相当タイプだったんだろうな…。

いや、コイツの場合ストライクゾーンが広いからわからないけど。

来るもの拒まずってタイプだし。

「おい。答えろよ」

「あの子、オレのだから」

バレるわけにはいかないし、渡すつもりもない。

普通にそう思ってしまった。

「マジかよ…」

「ついでにオレ、寮出るから」

「は?ま、まさか…」

さっと顔色を変え、がっくりと肩を落とす。

こればかりは譲れない。

話はそれだけだろうとミーティングルームを出て、席へと戻った。

座ろうとした瞬間、今度は課長に呼ばれる。

イラっとしながらも、ここは縦社会。

新人のオレは従うしかない。

「おはようございます」

「午後、時間を空けておいてくれ。上層部がお呼びだ」

「え…?」

漠然と、その理由はチャンミンにあるような気がした。

まさかもう言ってあるのか…?

一緒に暮らすって。

でも、たかだがそれだけのことで上が下っ端のオレを呼び出すだろうか…。

言いたいことがあるなら課長に伝えて、そこから下りてくるんじゃないのか?

「私も詳しいことはわからないんだ。ただ、お前を連れてくるようにと」

「…」

悪い予感しかしない。

おかげで、午前中はまったく仕事が手につかなかった。

まぁ、事件が動いていない以上、雑用しかないんだけど。

あと2週間か…。

初めての現場だから少し緊張する。

何が起こるのか。

犯人は誰で、何が目的なのか。

もちろん捕まえてみなければわからない。

何しろ、すべてが初めてなのだから。

チャンミンに聞いたら何かヒントくらいは教えてくれるのだろうか…。

いや、教えてくれないな。

そんな気がする。

答えの見つからないことばかりをだらだらと考えていると、あっという間に昼となっていた。

デスクの一番下の引き出しにしまっておいた紙袋を取り出し、中の弁当箱をそっと置いた。

朝食がうまかっただけに、弁当も期待してしまう。

包みを解いて、蓋を開いた瞬間、隣から低い声が聞こえてきた。

振り返ればシウォンが羨ましそうに弁当を覗いていた。

彼の前には相変わらずカップラーメン。

昨日までオレもそうだったから、何もいえない。

「あの美人が作ったの?それ。お前のために?」

「…」

やっかみなどまともに相手にしていたら時間がもったいない。

まるで仕出し弁当のように見た目にも美味しいお弁当。

目を閉じて感謝の言葉を心の中で呟く。

そして箸を持ち、サラダへと手を伸ばした。

「なぁなぁ、なんかひとつくんないか?そのカラアゲとかでもいいからさ」

「嫌だ」

誰がやるか。

もったいない。

全部独りで食べるんだ。

腕と身体でガードしながらひとつずつ、味を楽しみながら口へ運ぶ。

どれもホントにうまい。

チャンミンが作っているのか疑いたくなってしまうほど。

だって、プロ並みだ。

いつもなら10分ほどで終わる食事に倍の時間をかけ、残りの時間は昼寝。

夜遅くまで盛っていたせいで寝不足だ。

夢に魘される心配もないし、何も心配せず、存分に眠れる。

次の休みはいつかと夢見ていた、1日中だらだらと惰眠を貪ることにしよう。

でも、それももったいないか…。

教えてくれるかはわからないけれど、もっとチャンミンのことを知りたい。

どちらにしようかと、いまから悩んでしまう。

結局、昼寝にはならず単なる休憩で終わってしまった。

昼休みが終わると同時にオレは課長に連れられ、最上階にある部屋へと向かった。

そこは、現在の警察庁トップが執務を行う場所。

まさか警察庁長官からの呼び出しだとは思わなかった。

扉をノックして名を名乗り、課長に続いて一際豪華な扉を潜った。

中には長官と、副長官、そしてなぜか総務省のトップまでいた。

「…」

いったい、何が始まろうとしているんだ…?

さっぱり見当もつかない。

「君がチョン・ユンホ君だね?」

「はい」

「報告は聞いている。だいぶ、アレに懐かれているそうじゃないか」

満面の笑みで告げられた言葉にイラっとする。

アレ…?

物みたいに言いやがって…。

「アレが執着を見せるなんて、飼いはじめてから初めてだ」

神経を逆撫でされるみたいに腹が立つ。

飼いはじめた、ってなんだ?

その言種は。

チャンミンを頼っているのはオレたちじゃないのか?

イスにかじりつくことしか能のない連中だからこそ余計に腹が立つ。

「そこで、君に頼みがある」

そこで、ってどこだよ。

腹が立つ。

できることならいますぐこの場を去りたい。

「アレの名前を聞き出してきなさい」

「は…?」

「名前がわかればもっと強固な鳥かごが作れる。アレはダイヤのなる木だ。もし、それができたなら君はその若さでは考えられないポストに就くことになる」

反吐が出る。

その古臭い考え方に。

ポスト?

別にそんなものは必要ない。

オレはただ単に、自分の過去が知りたくてこの職業を選んだに過ぎない。

昇進だとか、昇給だとか、はっきりいって興味はない。

何より、こういう腐りきったヤツラがオレは死ぬほど嫌いだ。

「話は以上だ。下がりたまえ」

「…」

オレの隣で課長は恭しく頭を垂れた。

額に尋常ではないほどの汗を浮かべて。

オレはといえば、怒りを堪えるためにぎゅっとこぶしを握り締めていた。

チャンミンを道具かペットのように扱う、あんな人間が取り仕切っているこの組織。

嫌気が差す。

正直、悪夢から解放されるなら、この仕事にしがみつく理由はない。

いっそ、辞めてしまおうか…。

でも、オレが辞めたところでまた違う誰かが担当として宛がわれるだけ。

ならば、一緒に逃げてしまおうか。

アイツらの手の届かないどこか遠くへ。

きっと、チャンミンならばできる。

そんな気がするから。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇わり 様

なんかどっぷり嵌っちゃってますね~(´∀`*)ウフフ
ユノ様のムカついてるおやじーずもチャンミン君にとってはきっと赤子の手をひねるようなものでしょう(笑)
まだまだ謎はいっぱいのチャンミン君♡
ユノ様も何やら不自然に傾倒しちゃってますし( *´艸`)
どうなっちゃうんでしょうね~♪

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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

イライラするおやじ~ず(笑)
ユノ様ったらいきなりチャンミン君に傾倒しちゃってますね~(´∀`*)ウフフ
なぜかしら??

真逆の生活してるチャンミン君とユノ様。
うまくいくのかな~?
帰ってからのユノ様の反応も気になりますね~( *´艸`)

その男の子ホント素敵(≧▽≦)
どんどんいろんなことを聞いちゃいましょう~♡

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

早速シウォンさんに見つかっちゃいました~(´∀`*)ウフフ
既に独占欲丸出しのユノ様(笑)
上層部の親父にイライラしてますね~www
名前、教えるわけないですよ!
ユノ様だけが知ってるって、特別感たっぷり♡
そして、また増える謎(;^ω^)
いつになったら全体像がわかるんだ??

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

既にベタ惚れ?
いきなり独占欲丸出しです(笑)
そりゃ、あんな美人で料理上手なんて言ったら、放っておくわけがない!
なんとかシウォンさんの魔の手から守ってもらいましょうwww

しかし…
もう13話だというのに、謎だらけ(;^ω^)
いつになったら謎は解けるのかな~(´∀`*)ウフフ

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