雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC ep.3-9


MIROTIC ep.3-9



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



もう、ムリ。

自分の意思で指1本動かせない。

腕も足も、重石をつけられたみたいに重くて。

「チャンミナ?」

声は聞こえるのに、瞼も持ち上がらなかった。

僕の中に埋め込まれていたユノの一部がずるりと抜け落ちていく。

その喪失感。

なんで…?

もっと、ユノでいっぱいにしてほしいのに。

「チャンミナ?大丈夫か?」

小さく舌打ちするのが聞こえた。

「なんだよ…寝ちまったのか?」

寝てないよ。

ちゃんと起きてるよ。

だから、ね…?

ユノ、お願い。

もっと、僕をユノで満たして。

けど、僕の声はユノに届かないみたいだ。

瞼に触れたやさしい感触。

「おやすみ、チャンミナ。また明日、な?」

優しく抱き寄せられ、包み込まれる。

まるで柔らかい羽根に包まれているみたいに。

すると、不思議なことに意識がゆっくりと遠ざかっていく。

次に目を覚ましてみると、柔らかい光がカーテンの隙間から差し込んでいた。

吹き込む風にふわふわと揺れるカーテン。

ぼんやりとする意識。

「ゆ、の…?」

一緒にいるはずのそのひとの名を紡ぐ。

しばらくすると、頭に優しいぬくもりが触れた。

続いて、何かが蠢いて、僕の前にその姿が現れた。

「起きたか?」

「…」

いた。

安堵を覚え、手を伸ばす。

僕とは違う、男らしくて逞しい背中に腕を回す。

胸に寄り添って鼓動を聞き、そっと息をこぼした。

「なんだ?今日はずいぶん甘えん坊だな」

くすくすと笑うその声すら愛しい。

いつもなら腹が立つんだろうけど、いまは心地よかった。

「チャンミナ?」

隙間なく身体を密着させて、その香りを胸いっぱいに吸い込む。

眠りに堕ちたとき同様、優しく僕を包むその腕。

「とりあえず…シャワー浴びる?それから、メシ食って…またベットな?」

間際に聞こえたあの言葉。

本気だったんだ…。

それにしても、ユノってなんでこんな元気なんだろう…。

昔からなのかな…?

じゃあ、僕と出逢う前まではどうしてたの?

やっぱり、他の人としてた?

愛を囁いて、意識を失う前まで犯して、それで…。

気になるけど、知りたくない。

でも、やっぱり気になる。

「なんか考えてんだ?」

持ち上げた腕からぽたぽたと落ちたしずくが波紋を作る。

肩に乗せられた顎。

耳に触れる息。

声が聞こえたかと思えば、耳朶を甘く噛まれた。

「ん…っ」

ユノの手が僕の中心へと向かって滑り降りていく。

動くたびに、水が跳ねる。

狭い室内に響く僕の声が恥ずかしくて、手のひらで口を覆った。

「こら、声殺すなよ」

左手で僕の中心を弄りつつ、口を覆った僕の腕を抑え込む。

「や…っ、ゆ、ゆの…っ」

「もっと聞かせて?」

そんな甘い言葉を、僕以外の人にも囁いた?

こうやってお風呂入れてあげたり、愛を囁いたり?

やだな…。

想像だけでも、イライラする。

イライラすれば当然の如くその気も失せるわけで…。

流される寸前にその手お解いて、壁を支えに立ち上がった。

「チャンミナ?」

驚いたように僕を引き留めるユノを見つめ、やるせない想いをため息にして吐き出す。

思うように力の入らない僕は引きずられるようにユノのまた腕の中。

「なに怒ってんだよ」

「…怒ってません」

「怒ってんじゃん」

急に不機嫌となった僕に苦笑いを浮かべ、それでもぎゅっと僕を抱きしめる。

逃がさないといわんばかりに。

「オレ、なんか嫌がることした?」

「…」

してないよ。

単に僕が、過去に嫉妬してるだけ。

馬鹿みたいに。

しかも、想像だけで。

あ~…僕ってこんな女々しいキャラだったっけ…?

恋愛経験なさすぎ?

もうちょっと遊んでおけばよかった?

…。

自分の想像に嫌気がする。

そんな、誰かを傷つけるようなコト、僕は絶対に嫌だ。

ましてや軽薄な人間になんかなりたくない。

「チャンミナ…?なにに怒ってんだよ?言ってくんないとわかんないだろ?」

「…なんでもありません」

「なんでもないって顔じゃないけど?」

困り顔。

別に困らせたいわけじゃないんだ。

ただ、自分の中の整理がつかないだけ。

「チャンミナ」

「…」

「言えよ。黙ってるなんてお前らしくないだろ?」

確かにその通りだ。

言いたいことは、なんでも口にしてきた。

特にユノには。

でも、こればっかりはどうにも言えない。

だって…見えない想像の相手に嫉妬なんて、ありえない。

完全、これって面倒くさい種類の人間じゃないか。

もうため息しか出てこない。

「言えって」

逃げられないように身体を回転させられ、正面から見据えられた。

真っ直ぐなその眼差しは、心まで見透かされそうで怖かった。

顔を背ければ、顎を掴まれてまた見つめられる。

じっと。

言葉はなく、ただ真っ直ぐに。

「…?」

眉根を寄せ、首を傾げ、僕の心を探る。

見られたくない。

目をそらせないのなら、閉じればいい。

ぎゅっとまぶたを閉じれば、噛みつくようなキスが降ってくる。

「…っ」

強引に唇をこじ開けて、答えを引き出すように舌を吸われて。

もがいてみても、胸を強く押してみても、ビクともしない。

腕を壁に押さえつけられて、でも気持ちよくて、足腰の力が奪われていく。

崩れ落ちそうになる僕を支えたのはユノの力強い右腕だった。

この腕で、僕以外の誰かを抱いた…?

そんな悪魔の囁きにも似た疑問が頭をよぎった瞬間、渾身の力で振りほどいた。

転ぶ。

かっとなって、自分の状態を失念していた。

でも、いまはユノの腕の中にいたくない。

その想いが大きくて。

「何に嫉妬してんの?」

痛みを覚悟していた僕にそんな声が降ってきた。

転ぶことなく、僕は再びユノの腕の中。

いつになく真剣な表情で僕を見つめるユノを呆然と見つめた。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

はい、完全なるグルみんです(笑)
そして珍しくユノ様が的確にチャンミン君の心読みましたね~(´∀`*)ウフフ
ちゃんと吐きだせるかな??

半年もテミン待ってたんでしょ?
結末知りたかったんでしょ?
まさかのテミンペン!?なんちゃって~www
葉月は来月韓国で開催のシナコンに行けず、ちょっとヘコみ気味。
まぁ、今月末にシナメンであるドンワンさんのペンミに行くんですけどね。
でもトンと同じくシナも全員揃ってるのを見るのが好きな葉月としてはやっぱり物足りない…。
今年はイルコンやってくれるといいな~…。

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Re: 大丈夫✨

ペ◇マミー 様

やっぱり逢えないときに逢えないと、不安になりますよね~…"(-""-)"
しかも、なかなか連絡も取れないし。
存分に甘やかしていただきましょう(≧▽≦)
もちろんベットで??www

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

チャンミン君、嫉妬丸出し(笑)
いまだ好きって言わないけど、ホントはユノ様大好きっ子ですから♡
テミン君の存在も気になりますね~…"(-""-)"
とりあえず…いまはユノ様の大きな愛で包んでもらいましょう(≧▽≦)

コメント

Re: タイトルなし

か◇みん 様

考えだしたらキリがないですよね~…(;^ω^)
やっぱり、離れてる時間が多いから?
存分にユノ様に甘えて、愛されて、満たされてもらいましょう(≧▽≦)
そして、どれだけユノ様がチャンミン君を想っているか、身をもって感じてもらっちゃいましょう♪

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