雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC ep.3-15


MIROTIC ep.3-15



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



こうやって、ユノと昼間に出かけるのは初めてだ。

ポケットに手を入れたまま斜め前を歩くユノの背中を見つめ、人知れず微笑む。

休日ということもあり、人の多い街。

人並みをかき分けるように進んでいると、ユノの足がぴたりと止まった。

視線を辿ればアクセサリーショップが1軒。

しかも、カジュアルなものではなく、完全ブライダルショップだ。

「ユ、ユノ…?」

「ちゃんとしたのはそのときに買うから、もうちょっと待ってろよ?」

「う、うん…」

ビックリした。

そう、だよね…。

いきなりそれはないよね、うん。

「あ~…チャンミナって好きなブランドとかってある?」

「へ?」

生まれてこの方、ブランドというものに興味を持ったことすらない。

そりゃ、メジャーなのはある程度知ってるけど。

好き嫌いを言えるレベルじゃない。

「なさそうだな」

かすかに笑う声が、馬鹿にされているような錯覚がする。

たぶん、勘違いなんかじゃない。

ぷいっとそっぽを向けば、不意に手をとられた。

「オレの好きなブランドでいい?」

そんな甘い顔で尋ねられたら、頷くしかない。

小さく頷けば、繋いだ手をそっと引かれた。

「…ユノの時代にもブランドとかあるんですか?」

不意に浮かんだ疑問をそのまま投げかければ、ユノの切れ長の瞳が僕を振り返る。

「一応、あるよ」

「…?」

一応って、どういう意味だ?

「鉱物だって無限じゃないだろ?いま出回ってるのはほとんど人工。天然物は希少だから、もし向こうで買おうとするとこっちでの値段にゼロが3つくらいつく」

「…」

なんか、値段を想像するだけで眩暈がする。

そこまでいくと、もう買おうとする気すら起きない。

「錬金術ってあんだろ?」

「え…あ~…あり、ますね…」

あると言えるのか?

それこそ大昔、人々が金を生成しようと躍起になっていた時代があった。

現代では理論的には不可能ではないと言われているものの、まだ成功した例はない。

「あれが主流」

「成功したんですか!?」

「あぁ、一応。1世紀くらい前に」

スゴイとしか言いようがない。

ホントに未来だ。

「水銀に中性子線を照射。原子核崩壊によって金の同位体に変わる」

「水銀…そうか。金と原子番号がひとつ違いだから…」

「そうそう。でもさ、そうやって金を生成しても、十分な量を作るなら長い年月と膨大なエネルギーが必要になる。だからバカ高くなんだよ。ホント、意味ねぇ。そこまでして作った金になんか意味があんのか?ってカンジだな」

確かにその通りだ。

そこまでして作っても、意味がない。

でも、それなら未来の人々はユノのようにこっちに来て買い求めるのか?

もしもそうなら、こっちの鉱物はあっという間に底をついてしまう。

それこそ、無尽蔵ではないのだから。

「あぁ、心配すんなよ?タイムトラベルができるのは一握りの人間だし、タイムトラベルした人間にはいまでいうところの税関みたいなトコがあって、持ち込みできないようになってんだよ」

「そう、なんだ…」

「オレの場合は、職業柄の特権だな」

にやりと笑うその姿。

特権と言いつつも、やっぱりバレたらマズイんじゃ…?

「でも、アレだな」

「…?」

「チャンミナはやっぱり頭がいいんだな」

「は?」

いきなり何を言い出すんだ?

別に僕は頭がいいなんて思っていない。

ホントに頭のいい人間は、きっと、もっと器用に生きてる。

「いまの説明で理解できる人間なんてそういねぇだろ」

「そう、ですか…?普通だと思いますけど」

「いやいや、絶対普通じゃねぇし」

ありえないといわんばかりに声を立てて笑われ、そういうものだろうかと首をかしげる。

考えてみたところで当然答えは出ないわけで、早々に諦めた。

「ユノの好きなブランドってなんですか?」

「あ~…好きなブランドっつーか…マジで好きなヤツがもしもできたら、買おうって思ってたんだ」

子どもみたいな無邪気な笑顔で振り返り、音ひとつひとつを区切るように呟く。

「ブ・ル・ガ・リ」

「…」

ブルガリ…?

って、高級ブランドじゃないか!

ブランドに疎い僕だって知っている名前だ。

いったい、いくらするんだ!?

「ほら、着いたぞ」

いつの間にか目の前にはBVLGARIと書かれた看板を高々と掲げた、高級感あふれる店に到着していた。

そのまま引きずられるように店内へと連れ込まれる。

「ほ、本気ですか!?」

「マジだけど?」

曇りひとつないガラス製のショウウィンドウ。

すべてにカギがかけられ、店員はスーツ姿。

品の溢れる佇まいで、近づいてくる。

「いらっしゃいませ。本日はどのような商品をご検討でいらっしゃいますか?」

「ペアリング見せてくれる?」

「かしこまりました。こちらへどうぞ」

男同士で買いに来てるのに、躊躇うことなくそう告げる。

店員も同様の素振りはないけど、心の中では何を思っているんだか…。

なんだか、頭が痛くなってきた…。

「チャンミナ」

見るよう促され、ため息をひとつこぼしてからユノの隣へと並んだ。

「どれがいい?」

「どれがいいって言われても…」

こんなにいろいろあっては選べないし、なんか落ち着かない。

みんなが僕たちを見ているみたいで。

「あ、コレ見せて?」

僕の気持ちなんてお構いなし。

ユノは何か気になるものがあったようで、早速店員にそう告げていた。

「あと、こっちも」

次々とショウウィンドウの中から取り出される指輪たち。

すっかり置いてけぼりだ。

「チャンミナ、指のサイズとかわかんの?」

「いえ…」

生憎、指輪なんて1度も買ったことはない。

疲労感を抱きながらもそう応えれば、すぐさま指のサイズを測られた。

そしていましがた測ったばかりのサイズを差し出されたかと思えば、当然のようにユノが僕の手をとって左手の薬指に嵌めこむ。

店員の表情こそ変わっていないが、絶対心の中で言われてるはずだ。

こいつら、まさかって。

「ん、ぴったりだな」

そりゃ、いま測ったばかりですからね。

それでサイズが違ってたら大事でしょうが。

「どう?」

「どうって言われても…」

「チャンミナってこういうの興味なさそうだもんな」

だから、それはバカにしてる?

むっとしたように頬を膨らませば、この馬鹿は僕の頬にキスしやがった。

さすがに店内がざわつく。

できることならこのまま走って、逃げ出したい…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

いつでもどこでも我が道を行くユノ様(笑)
そして、チャンミン君は振り回されてますね~(´∀`*)ウフフ
ふたりの買うリングが気になるご様子♪
一応イメージしてるものはあるんですけどね~( *´艸`)
っていうか、葉月がいつか買おうと思ってるものですwww

DIRTはもう第2章突入ですか!?
あちがとうございますm(__)m
頑張って~(≧▽≦)

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Re: あらあら!

K◇O 様

出かけちゃいましたよ~(´∀`*)ウフフ
ユノ様、隠すこともしないですから♡
チャンミン君は気が気じゃないでしょうね~(笑)
隠すことなく堂々とリングを買っちゃうユノ様!
葉月もそんなふたりを拝みたい…。
このふたりにはとことんまでバカップルの王道を突き進んでもらいましょう~(≧▽≦)

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Re: 頑張って❗

ペ◇マミー 様

初めての記念すべきデートなのに…。
ユノ様ったら暴走しすぎ?
チャンミン君も大変だ~(´∀`*)ウフフ
でも、これもすべて愛ゆえの行動ですからwww
たぶん(笑)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

ユノ様をこの馬鹿呼ばわり!
チャンミン君らしいでしょ~?
このふたりを足して2で割るとちょうどいいカンジなんですけどね~(´∀`*)ウフフ
ペアリングでオレのものアピール!
オレ様なユノ様ならではの発想です( *´艸`)
まだ初デートなんですけどねwww

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Re: タイトルなし

ら◇ 様

ありがとうございますm(__)m
ユノ様は堂々としすぎ?
でも、こういうのイイですよね~(´∀`*)ウフフ
チャンミン君は戸惑ってるみたいですけどwww

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