雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Double Trouble 45


Double Trouble 45



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



いつものように、太陽が目覚めると同示に眠りへとついた。

愛する人の横へ身を並べ、ぬくもりを感じながら。

なんて、穏やかな眠りだろう。

寄り添って眠るだけの行為が幸福だなんて、誰が知っているだろう…。

きっと、誰も知らない。

あの連中は、誰よりも自分を愛しているから。

いつだって寝首をかかれるかもしれないと、裏切られるかもしれないと、不安を抱きながら生きる。

だから、排他的なんだ。

同族であれ、人間であれ、殺すことを厭わない。

なぜなら、自分を守るためだから。

仲間と言いながら笑いあっていても、腹のうちでは探っている。

こいつは何を考えているんだ?

オレを殺すつもりか?

いつだって、そればかり。

信用という言葉は存在しない。

常に疑い、裏切りの兆候が見えようものならすぐさま殺しにかかる。

たとえそれが勘違いであっても。

それが常識だから。

だから、僕は不安なんだ。

ユノと一緒に生きていたい。

それは紛れもなく僕の願いであり、夢。

でも、そうすることでユノが醜い世界を知り、嫌気が差してしまうんじゃないかと怖くなる。

どれだけ守っても、あの浅ましい連中の言葉や思惑をすべて遮断することはできない。

僕の大切な人と知れば、必ず利用しようとしてくる輩はいるから。

「…」

そんなことを考えていたら、いつの間にか眠気はどこか遠くへ旅立っていた。

無防備な姿を晒すユノを間近で見つめ、その唇へと触れた。

「ん…」

声に驚き、慌てて手を引っ込めた。

せっかく眠っているのに、起こしてはならないと。

しかし、どうしてだろう…。

いつもなら太陽が目覚めた途端に身体が重たくなり、意識が深くへ沈んでいくのに、それがない。

核が変わったからか…?

それしか思い浮かばない。

あの桜もまた血を糧に生きる魔性の生き物。

僕に近い種族に思われるが、好戦的ではないし、太陽に怯えたりもしない。

手っ取り早く理解するには外に出てみればいい。

そう思い至り、また静かに寝台を降り立った。

リビングを抜け、テラスから庭先へと向かった。

雲切れ間から差し込む光の眩しさに目が眩む。

あぁ、太陽の光というのはこんなにも素晴らしいものなんだ…。

初めて浴びるそのあたたかい光に冷え切っていた心が温められていく。

心地いい…。

この暖かさは、ユノの体温を思い出す。

いつまでもこうしていたいと思えるほどに。

生まれて初めて感じる太陽の優しい恵みに浸っていると、後ろから何かがしがみついてきた。

漂う香りに顔を見ずとも誰だがわかる。

「おはよう、ユノ」

「…」

言葉はなく、ぎゅっと腕が窄まっていく。

その腕に手を置き、目を閉じた。

やっぱり、そっくりだ。

この暖かさが。

「ひとりにするなって、言ったのに…っ」

「ゴメンね?」

腕の中で身体の向きを換え、いまにも泣き出しそうなその瞳を見つめた。

絡んだ視線から想いが伝わってくるみたいだ。

「起きたなら、ゴハン食べる?」

「…」

「ちゃんと食べないと…ね?これ以上痩せたらどうするの?」

「…」

昨日と逆転したやり取り。

困った子だ。

機嫌が直るように唇を寄せれば、腰を強く引き寄せられた。

触れるだけの口づけのつもりが激しいものへ。

また、身体の芯が熱を帯びていく。

「チャンミン…」

「続きはゴハン食べて、お風呂入ってからにしよう?」

「いい。どうせ、また汚れるから」

そんなことよりもと言いたげなその表情、その眼差し。

ダメだよと言うつもりだったのに、また唇を塞ぎこまれてしまう。

「ん…っ」

手がシャツの下から進入し、肌をまさぐる。

ゴツゴツした、男の身体なんだから触ったって楽しくもないだろうに。

嫌じゃないから困る。

この強引さも、性急さも。

どうしようもないほどに僕を求めているのがわかってしまうから。

でも…。

「ダメだよ。とりあえず、ゴハンは食べないと」

「チャンミンがいい」

「後で好きなだけあげるから…ね?」

「ホントに?」

疑り深いのは少しの間僕がいなくなったせい?

もう、どこにも行かないのに。

ずっと一緒にいるのに。

「ホントだよ」

「…わかった」

渋々と言った具合に腕を解き、小さく息をつく。

わかったと言いながらもまだ疑ってる。

手を引いてイスへと座らせた。

ダイニングテーブルの上には出来立てのように白い湯気を立ち上らせる料理。

「ゆっくり食べるんだよ?」

「…わかってる」

ほとんど食事をしていなかったようだから、胃に優しいトマトベースのリゾットにしてみた。

野菜もたくさん入れて。

最初は小さく一口。

口にあったようで、みるみるなくなっていく。

その様子をわき目に僕もまた口へと運んだ。

先に食べ終わったユノはと言えば、僕の隣へと座って凝視。

正直、食べづらい。

早くと急かされているみたいで。

「チャンミンって、ホント綺麗だよな…」

「…?」

手を伸ばして僕の頬に触れ、伸びた髪を耳へとかける。

そんなユノを振り返り、微笑んだ。

「褒めても何もでないよ?」

「ホントのことなんだから仕方ない」

さらっとそんなことを言って、今度は僕の太ももを触りだす。

あともう少しが待てないようだ。

その手に手を重ね、宥めるように指を絡める。

「食べ終わったなら早く部屋戻るぞ」

「片付けて、シャワー浴びたらね」

「…」

話が違うと責めるようなその眼差し。

絡めていた指を解いて食器をシンクへと運び、後片付け。

その間もユノは後ろにくっついたまま。

耳朶を甘く噛んだり、首筋を舐めてみたり、肌をまさぐってみたり。

「ユノ」

「ん…?」

ダメだ。

何を言っても止まりそうにない。

完全、嵌ってる。

猫にとってのまたたびのように。

僕にしてみれば好都合だけど。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ずっと一緒です♡
たぶん(笑)
ひ◇み様はどうしてもこのお話を終わらせたいみたいですね~(´∀`*)ウフフ
そんなにクライマックスを迎えたい??

ミノ君の心中はミノ君のみぞ知る!
でも、とりあえずユノ様のことは気に入らないみたいですwww

コメント

Re: タイトルなし

か◇みん 様

甘々復活!
そしてチャンミン君に異変!?
太陽が大丈夫になったみたいで、よかった、よかった♪
ユノ様が驚かないのはムリもないですよ!
だって、太陽に弱いって知りませんから(笑)
ま、気づいたところでユノ様的にはチャンミン君と一緒にいられればなんでもOKなんでしょうけど(´∀`*)ウフフ
ミノ君にも伴侶が必要?
そこまでミノ君を気にしていただけるとは…ありがとうございますm(__)m

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