雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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MIROTIC ep.3-26

MIROTIC ep.3-26



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



タクシーで移動している間にユノへと連絡をしようと思ったけど、心配かけたくないからと思いとどまった。

それに、もしかしたら大したことないかもしれないし。

願いも込めて取り出しかけた携帯電話をポケットへ戻し、病院へと降り立った。

久しぶりだからか、緊張する。

小学生の頃に母が手術をして、それ以来かもしれない。

その後も何度か検査で母と父は訪れていたけれど、僕はほとんど来なかったし。

面会した時の母が酷く弱っていて、消えてしまいそうで、そんな姿を見たくなかったから。

だから、意識的に来ないようにしていた。

大人になって落ち着いたとはいえ、やっぱりここは嫌いだ。

でも、逃げ帰るわけにはいかない。

受付で場所を尋ね、示された場所へと向かう。

「父さん」

廊下に設置されたソファのようなイスに父の姿はあった。

「チャンミン。すまなかったな?仕事中に」

「いえ、大丈夫です。それより母さんは…?」

「とりあえずは大丈夫だ、一時は心肺停止に陥って危なかったそうだが…。あとは目覚めるのを待つだけだ」

病室の扉脇には面会謝絶の文字。

大丈夫だと言い聞かせてきたが、それでも不安になる。

「何があったんですか…?」

「それが…私にもわからないんだ」

「…?」

「朝はいつも通りで、母さんがゴミを出しに行って…そしたら向かいの奥さんが駆け込んできて、母さんが玄関先で倒れてるって」

父も混乱しているみたいだった。

当然だ。

いきなりの出来事に心が追い付いていないのだろう。

僕だって、同じだ。

「それに、お医者さんの話しでは、なぜか背中にやけどの跡があったって」

「は…?」

「事件性があるとかで、さっき警察の方も聴取に見えた」

「すみません…僕がもう少し早く来てれば…」

そうすれば、父ひとりにここまで負担をかけることはなかった。

何もできないかもしれないけど、ひとりでいるよりはマシなはずだ。

「お前が謝る必要はない。私も動転していて、お前への連絡が遅くなってしまったわけだし」

力なく微笑み、父が僕を見つめる。

「いまはチャンミンが来てくれたから、心強い」

「父さん…」

隣に腰を下ろし、その手を包んだ。

緊張からか冷え切った指先。

温めるように両手で包んで、優しく擦り合わせる。

「あぁ、そうだ。いまのうちに、入院に必要なものを持ってきてくれないか?」

思い出したようにそう呟く。

「来て早々で申し訳ないんだが…。その…できれば、母さんのそばにいてやりたいんだ」

「わかりました。すぐ戻りますけど、何かあったらすぐに連絡くださいね?」

「わかってる。もう大丈夫だ。お前のおかげでな」

確かにいつもの調子が戻ってきている気がする。

でも、まだ少し元気がない。

「じゃあ、行ってきますね」

「あぁ。車が駐車場に止まってるから…えっと…」

右のポケットを漁り、左のポケットを漁り、結局カギが出てきたのは胸ポケット。

落ち着いているように見えたけど、やっぱりまだ動揺している。

父らしからぬ行動だ。

差し出されたカギを受け取って、もう一度手に触れた。

「すぐ戻ります」

せめて少しでも安心できるように、微笑みを残して背を向けた。

早く戻ってこよう。

足早に病院を出て、駐車場で車を探す。

僕が実家を出た時と同じ車種。

そろそろ買い替えればいいのに、もう10年も同じ車に乗っている。

高校生の時とか、よく学校まで送ってってくれたっけ。

免許を取った時、初めて乗ったのもこの車だった。

家族で旅行をする時も。

解錠して運転席へと乗り込み、ゆっくりと走り出した。

実家までは20分ほど。

久しぶりに訪れた実家だけれど、ゆっくりする時間もない。

「そうだ…」

きっと、何も食べていないだろう。

到着してまず最初にやったことと言えば、米をとぐこと。

炊飯器におかまをセットして、早炊きボタンを押す。

クローゼットから取り出したボストンバックへその間に必要なものを丁寧に詰めていく。

着替えであったり、歯ブラシであったり。

「あとは…」

必要最低限と思いつつも、目についてしまった。

いまだ寝室のベットサイドに置かれている、母と父の結婚式の写真。

それを手に取り、微笑んだ。

まだ、若い。

あったほうが落ち着くかもしれない。

そう思って、それをボストンバッグの一番上にそっと置いた。

「あ、そうだ…」

しばらくは入院になるだろう。

目覚めてから退屈になってしまうかもしれないと、母が好んで読んでいる作家の小説を1冊手にした。

「これで、よし」

荷物をまとめ終えるのを見計らったように、炊飯器が明るいメロディーを奏でる。

冷蔵庫にあった適当な具材でおにぎりを拵え、家を出たその時だった。

「あ…」

「チャンミニひょん」

「ミンソク、久しぶりだね。元気だった?」

彼は、まるで僕がここにいるように玄関先に立っていた。

「僕、見たよ」

「え…?」

「おばちゃんに、近づく変なヤツ」

僕の幼馴染で、弟的な存在であるミンソク。

人付き合いが苦手で、引きこもりがちになって…。

あんまり構いすぎるのもよくないと、実家を出たのをきっかけに会うのを控えていた。

もちろん、時々連絡はしていたけれど。

自分から外に出てきてくれなくては意味がないから。

それがいま、目の前にいる。

ミンソクが外にいることだけでも驚きなのに、その口から語られたことにさらに驚いた。

一瞬、理解できないほどに。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

誰の仕業なんでしょうね~(;^ω^)
ミンソク君もちゃんと実在してますよ~♪

なぜにユノ様とテミン君のツーショットを!?
テミン君が完全悪役にΣ(・ω・ノ)ノ!
あ、葉月のせいでした(笑)
テミンペンの方、申し訳ありませんm(__)m

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Re: タイトルなし

は◇ 様

確かにあそこで終わってたら気になりますよね~…。
思うツボ(笑)
お母さんの倒れちゃった理由も気になりますし…。
テミン君とユノ様はどうなっちゃったんだ??

ストーリー展開大好きと言っていただけて嬉しいです(≧▽≦)
これからもそう言っていただけるよう頑張ります!

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

誰かに襲われちゃったみたいですね…。
犯人は??
なんか朝も夜もミステリー??
チャンミン君にとっては踏んだり蹴ったりな展開Σ(・ω・ノ)ノ!
ユノ様がどうなってるか…チャンミン君はやっぱり知らないほうがいいかも…(;^ω^)

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

嫌なにおいがぷんぷんしてますね~…。
誰の仕業なんでしょうか。
もしもテミン君だったら?
そりゃチャンミン君もユノ様もヤバイ気が…(;^ω^)

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