雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Double Trouble 51


Double Trouble 51



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



いつ眠りに堕ちただろう…。

少し、身体が重く感じるのは初めてだ。

意識も少しぼーっとしてる。

夢見心地だ。

食事の用意をしたいところだが、動けそうな気がしない。

寝返りを打ち、向かい合うような形になって目を閉じた。

「チャンミン…?」

堕ちかけた意識を戻し、まぶたを開いた。

ぼんやりとした切れ長の瞳の中に幸せそうな僕がいた。

隙間がないほど抱きすくめられ、キスの雨が降る。

くすぐったくて微笑えば、ユノもまたかすかに笑った。

「さすがにさ…ヤりすぎじゃないか…?」

かすれた声で、そう囁く。

「そう?」

「チャンミンはまだ足らない?」

頷けば背中の手のひらがすーっと滑らかに下っていく。

さんざん玩ばれたそこはまだ余韻を引きずり、いまだ熱を持っていた。

「ん…」

「エロイ声」

じわじわとユノの指が入り込んでくる。

「する?止まらなくなるけど、それでいいなら」

このまま愛欲に溺れて流されてしまいところだけど、そうも言っていられない。

何しろ、やるべきことは山積みだ。

「今日はもうダメ」

「なんで?」

「引越するから」

「は?」

いつまでもここにいるわけにはいかない。

何しろ、間違いなくこの場所は彼らに伝わっている。

一応入れないように細工はしてあるけれど、いつか破られてしまうかもしれないから。

何しろ、諦めることなくひたすらに努力する生き物だから。

「シャワー浴びよう?」

手を引くと、逆に引き戻された。

後ろから抱きしめられる格好となり、窮屈な状態で振り返る。

窺うように。

「この、首の裏にあるのナニ?」

「あぁ…桜と同化した時に交わした契約書みたいなものだよ」

「でも、昨日まではなかったけど?」

「見えなかっただけでずっとあったよ」

意味がわからないと眉根を寄せて首をかしげるユノに微笑み、身体を回転させて向かい合う。

「ユノが僕の一族に生まれ変わったから見えるんだ。言ったでしょ?身体にある僕の紋章も普通の人間には見えないって。見えるのは当事者と、力のある者だけ」

納得したのかしていないのか、曖昧に頷きながら首の裏側へと口づける。

「痛くないのか?」

「痛くないよ。逆に、これがなかったら僕はまだ眠ってる」

奪われた力を眠ることによって取り戻そうとしたなら、おそらく100年単位の眠りが必要になっただろう。

運よく桜に宿った彼女の探し人が見つかって、運よく契約を結べた。

奇跡としか言いようがない。

ユノと出逢えたことも、桜と出逢えたことも。

「ほら、行こう?」

「あぁ」

ホントならもう少しユノとゆっくり過ごしたいところだが、そうも言っていられない。

この間にも犠牲になっている人間がいるのだから。

同時に、僕たち一族に恨みを持つ人間も。

この負の連鎖を止めなければならない。

寄り添いながら幸せなバスタイムに身体を休め、口づけを交わす。

キスだけでお互いが疼いてしまうのだから困ったものだ。

気を紛らわしながら服を纏って髪を乾かし、キッチンへと向かった。

つい癖のように食事を用意して、はっと気づいた。

「チャンミン?」

当然のようにダイニングテーブルへとついたユノもまた、無意味な行動に気づいていないようで不思議顔だ。

「早く座れよ」

「うん」

まぁ、いいか。

ユノは疑問に思っていないようだ。

食べ始めてからふと箸を止めて顔を上げる。

「もしかして…もう、食っても意味ないのか?」

「ない、ね」

「…」

しばし逡巡していたユノだが、再び箸を動かし始めた。

どうやら最後まで食べるようだ。

「これからも作ってくれるか?」

「ユノさえよければ」

「オレはチャンミンの作った料理、食べたい」

その言葉に微笑み、咀嚼する。

僕たちらしいといえば、僕たちらしいのかもしれない。

どっちつかずな中途半端な存在。

「何するんだ?これから」

「共存する道を探ろうと思ってる」

「そんなこと、できるのか…?」

誰もがきっと無謀だと思うだろう。

僕自身、そう思う。

でも、もう決めたんだ。

「実現する」

立ち止まるのはもうやめた。

ユノを幸せにするために避けては通れない道だから。

ここで隠遁生活を続ければいいのかもしれないけれど、それも嫌だ。

堂々と胸を張ってユノとともに生きていきたいから。

「だから…そばにいて?ユノがいれば、何でもできる気がするんだ」

「嫌だって言ったって、離れてなんかやらないから安心しろ」

有限実行といわんばかりにぎゅっと僕を抱きしめる。

その力強い腕。

優しい香り。

ずっと浸っていたいけれど、動かなければ。

「じゃあ、引っ越そうか」

「どうやって?まだ荷物だってまとめてないだろ?」

ユノの言葉に微笑む。

「僕と桜は同じ固体になったんだよ?つまり、桜の力を自由に使うことができる」

「は…?」

ぽかんとした表情が一段と可愛らしい。

なんか、イタズラが成功したみたいで嬉しいし。

「言葉で説明するより、実際体験したほうが早くない?」

「…?」

理解できないと言った顔だ。

眉根を寄せて、難題に直面したような顔で。

ユノの腕から抜け出した僕は、目を閉じた。

精神を研ぎ澄まし、集中する。

途中、ユノの声が聞こえた気がしたがここで気を乱すわけにはいかない。

範囲を指定して、行き先をイメージする。

この家が気に入っているから。

ユノとの思い出が詰まった家だから、残してなんかいけない。

だから、僕はこの建物ごと移動することにした。

かつての棲家へ。

その、広い庭の一角へ。

ここで最初からもう一度やり直すんだ。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

お引っ越しもらっくらく♪
桜の力も相まって、まさに最強チャンミン君♡
ユノ様は安定してますね~(´∀`*)ウフフ

家庭内でインフルエンザ大流行Σ(・ω・ノ)ノ!
ひ◇み様、気を付けてーっ!
22日遊びに行けなくなったら…(T_T)
葉月はだいぶ症状も落ち着いてきましたヨ~(≧▽≦)
ここぞとばかりに妄想しとります(笑)

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Re: いいなぁ🎵

ペ◇マミー 様

新婚さん、家ごとお引っ越しです(笑)
なんて便利な能力!

一度は断念したチャンミン君の夢。
今度は叶うかな~?
ま、ユノ様がいれば百人力ってカンジですかね~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

最強を超えて無敵チャンミン君(笑)
もう、怖いものなしってカンジじゃないですか!?
ユノ様も無事お仲間に♡
おかげで、体力の差が浮き彫りになっちゃいましたが( *´艸`)
やっぱろユノ様のほうが体力上でしょ~♪

本家がいまHPはお休みしていて、ブログで営業中です(笑)
Blood-Tっていうタイトルだったような…。
ただ、ですね…そのお話、過去のお仲間も登場しちゃうんです(>_<)
だから、ダメな方はお読みにならないようお願いします!

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