雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 8


TAXI 8



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



晴れ晴れとした気分だった。

チーム戦は残念だったけど、個人では優勝できたし。

チャンミンにトロフィーを渡すこともできた。

どうしても、チャンミンにプレゼントしたかったから。

だから、渡せただけで結構満足だ。

おかげで、いまはチャンミンがムソクと並んで座りながら笑顔で会話をしていてもいつもよりは心穏やかでいられる。

それに、チャンミンも少なからずオレを意識してくれているのか、席は離れていても時々視線が合うから。

チームのメンバーと話をしていると不意に背後に気配が生まれた。

振り返ればプレゼントをしたトロフィーを両手でぎゅっと抱きしめたチャンミンが佇んでいた。

ムソクの姿はない。

「チャンミナ?」

「あの…コレのことなんだけど…」

チャンミンの視線が腕の中にあるトロフィーを指し示す。

「ホントに、いいの…?」

「チャンミナにプレゼントしたくて頑張ったんだ。だから、もらってやって?」

自己満足だってわかってる。

でも、オレができる精一杯だから。

「な?」

押し付けがましいと思いながらもそう訴えかけるように声をかければ、チャンミンはこくりと頷いた。

そして、可愛らしい笑顔をこぼす。

「大事にする」

思わずオレも微笑み、手を伸ばしていた。

ぽんぽんと、形のいい頭を撫で、頬をなでるように腕を下ろす。

できることなら、もう一度抱きしめたい。

でも、さすがにマズイよな…。

笑顔を残して慌しく席へと戻っていくチャンミンをただじっと見送った。

「ユンホく~ん、そろそろ現実に戻ってきてくださ~い」

ドンヘの言葉にため息をひとつこぼし、深く席へと腰を下ろした。

「やっぱさ、コクっちゃえば?オレ、絶対OKもらえるとおもうんだけどな~」

もう少し自信があればそれもありなんだろうけど、生憎自信なんてものは幼い頃既に叩き潰された。

あまりにも優秀な人が、最も近くにいたから。

もちろん、ダンスじゃ負ける気はしない。

でも、もしも兄が本気になったらどうだろうな…。

「…」

またため息が口からこぼれる。

当然のようにチャンミンの隣へと腰を下ろし、穏やかな笑顔を浮かべながら見つめるその姿。

見た目だけはそっくりになってくけど、中身が全然伴ってない。

本気でチャンミンを手に入れようとおもったら、それこそ武器を手に入れないといけない。

これだけは絶対に負けない、ってものを。

それがいまはダンスなんだけど。

まだまだ、だな。

こんなんじゃまだ武器にもならない。

諦めようって思いながらもそんなことを考えている自分が未練がましくて、ちょっと嫌になる。

でも、本気なんだ。

チャンミンを好きな気持ちは誰にも負けない。

たとえ、兄であっても。

そんなことを考えているうちにいつの間にか打ち上げはお開きとなり、当然の如く3人で帰ることとなる。

チャンミンの腕の中にはオレがあげたトロフィー。

「今日から僕の宝物」

そうチャンミンが兄に告げたとき浮かんだ笑顔が脳裏に焼きついて離れない。

気を抜くとにやけてしまいそうだ。

シャワーを浴びてさっぱりとし、程よく疲れた身体をベットへ投げ出す。

目を閉じるとすぐに意識がまどろみ始めた。

「ユノ」

優しい声、柔らかな表情。

手を伸ばし、チャンミンがオレを呼ぶ。

迷うことなくその手を取って、引き寄せればすっぽりと腕の中に納まる。

「ユノ、好き」

「チャンミナ…」

誰に言われても意味がない。

チャンミンじゃなければ、その言葉に意味なんかあるわけがない。

「オレも…好きだよ。愛してる」

「ユノ…っ」

オレよりも細い腕が背中へと回り、ぎゅっと窄まる。

隙間がないほどに身体を密着させて。

柔らかな髪がふわりと頬を撫で、甘い香りが鼻腔を掠める。

触れた箇所から伝わるぬくもりに愛しさがこみ上げてくるようだ。

「…」

でも、これは夢の中の出来事でしかない。

まぶたを開けばいつもどおり。

おなじみの天井があるだけだった。

「起きたか?」

「…」

突然右側から聞こえてきた声に振り返れば、昨夜同様、兄が勉強机のイスに腰をかけ、オレを見つめていた。

いつからいたんだ?

そして、なんのために?

身体を起こして髪をかき上げ、身体を45度回転させる。

兄と向かい合うようにベットの上で胡坐をかき、いつもより少し硬質なその表情を見つめた。

「どうかした?」

「聞きたいことがあって…起きるのを待ってた」

「…?」

なんのことだろう。

首を傾げれば、兄は小さく息をついた。

重たい沈黙。

口ごもるなんて珍しいし、どこか焦燥感を漂わせているその表情も珍しい。

そもそも、オレが寝ている間に部屋へと入り、起きるのを待っていた時点でおかしいんだけど。

「ひょん?」

「ユノは…どう、思ってる?」

「え…?」

いったい、どうしたんだ…?

こんな的を射ない質問は初めてだ。

意図を探ろうと見つめ返すが、口をつぐんで俯いたまま。

「いや、やっぱりいい。忘れてくれ」

「え…?ひょ、ひょん?」

「疲れてるとこ悪かったな」

「ちょ…っ」

一方的に話を終わらせ、オレの声になんか耳も傾けずに扉の向こうへと消えてしまった。

オレはといえば、中途半端な態勢で取り残されたまま、呆然と閉ざされた扉を見つめる。

兄らしくない。

原因をいくら探ってみても思い当たるものはなく、迷路に嵌るばかり。

その後、話すタイミングを窺ってみたけれど、兄はオレを避けている風だった。

いったい、なぜ…?

そのまま時間は流れ行き、1週間が過ぎた。

引退して暇になった連休初日。

ドンヘと練習を見に行こうという話になって駅で待ち合わせをした。

そのときだった。

「あ…」

見覚えのある車がロータリーの端に止まっているのが見えた。

そういえば、父に兄が車を貸して欲しいといっていたっけ。

トモダチと旅行するとかって。

別段追求するつもりはない。

兄には兄の交友関係があるから。

でも、一瞬見えたその姿にオレは目を見開き、呼吸を止めた。

「…」

どういう、ことだ…?

なんで…。

いまこの目に映った光景が、頭から離れない。

助手席に乗り込んでいったのは間違いなくチャンミンだ。

オレが見間違えるはずがない。

そして、運転席には兄。

あろうことか、兄とチャンミンは車の中でキスをしていた。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

バレちゃいましたね~…。
しかもキスまでしちゃった(>_<)
ユノ様の落ち込み度は計り知れない…(T_T)

胃がキリキリ?
自業自得です(笑)
きっちり最後までお付き合いいただきますよ~(´∀`*)ウフフ

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Re: ( ・_・)ノΞ●~*

ペ◇マミー 様

チャンミン意外は皆様モヤモヤ~(;^ω^)
ユノ様のショックは半端ないっすね!
どうなっちゃうのかな~(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: (T_T)

ネ◇リ 様

意外と速い展開?
ユノ様となんだかラブラブムードだったのに…(T_T)
夢見心地から一気に奈落へΣ(・ω・ノ)ノ!
確かに、ユノ様が過去最高に可哀想な人に…。
チャンミン君とユノ様、どうなっちゃうんでしょうね~…。
ムソク様はやきもきしてるし。
一番気づかなきゃいけない人が気づいていないっていうこの面映い状況。
チャンミン君にも困ったものだ…"(-""-)"
あ、チャンミン君じゃなくて葉月でした(笑)
なかなか辛いお話ですが、最後までどうぞお付き合いくださいませm(__)m

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Re: きゃ~

y◇ki 様

ついにユノ様が…っΣ(・ω・ノ)ノ!
お兄ちゃんは気づいてるのに、なぜか気づかないチャンミン君。
困ったさんです(笑)
さて、どうなっちゃうのかな~(´∀`*)ウフフ

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Re: まさか

ノー◇カモ 様

ムソク様としてはもちろんその気でしょうね~…(;^ω^)
しかし…いきなりのキスシーン目撃でユノ様の心は大丈夫か!?
そしてチャンミン君は…?
なかなかにツライ状況です(T_T)

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