雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Your Man ep.2-17


Your Man ep.2-17



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



断る術を奪われ、ユノを守る事もできやしない。

もちろん、ピルギョが言っていることは正論だ。

それは間違いない。

でも、何が悲しくて恋人を差し出さなきゃならないんだ?

ホント、嫌になる。

せめてミノにしておいてくれれば自業自得と笑ってやり過ごせたのに…。

「チャンミン…っ」

頼りない、いまにも泣き出しそうな声。

どうすればいいんだ…?

なんとなく、そんな気はしていたんだ。

だって、見たことのない顔だったから。

おそらく配達先の人なんだろうと。

そうなると、ミノかユノ、どちらかということになる。

最も確率が高いのは、一番配達に多く行ってもらっているユノということ。

だからこそ、断る術を必死に考えた。

悉くピルギョに潰されたけど。

「お願いします」

深く、もう一度頭を下げる彼女に、もうため息しか出てこない。

振り返ってユノを見つめれば、揺れる眼差しがあった。

ユノは優しいから、きっと彼女のことを考え、気にしてしまう。

でも、行かせたくない。

「…」

くっそ…。

ここに誰もいなかったなら、暴れているところだ。

それくらい苛立っていた。

「…明日、10時に駅前の喫茶店で待っています。来るまで、待っています」

眼差しが、何よりも決意を物語っていた。

僕たちがどうこうできるものではない。

去っていく彼女を見送り、深く息をついた。

それしか、吐き出す術がない。

「チャンミン…。オレ…」

「ユノは、どうしたい?」

「…」

こんな聞き方は卑怯だ。

頭ではわかっている。

でも、僕が決めていいと言われたなら、間違いなく行かせない。

たった1日だろうと、ユノを売るような真似…絶対にしたくない。

「オレは…」

そう簡単に決められるものでもなく、沈黙が続いた。

「とりあえず…仕事、しよう。考えるのは終わってから」

もちろん、仕事をしたところで心の中にあるものが消えるわけではない。

でも、仕事は仕事。

やらなければならない。

「ゴメンね?ピルギョにはあとで言っておくから」

「いえ…」

大丈夫です、とは言えなかった。

嘘でも。

「チャンミニひょん…」

すべてはお前のせいだと、怒鳴りたい衝動をかろうじて飲み込む。

ミノを一瞥し、カウンターの中へと戻った。

さっきまで幸せで、楽しかった雰囲気はどこにもない。

ユノはソファへと戻り、クッションを抱きしめて思いつめた表情。

チリョンとミノは僕たちの様子を窺っている。

ただ黙々と仕事をこなし、ようやく食堂のランチタイムが終了。

いつもは賑やかな少し遅めのランチだが、重苦しい空気が包んでいた。

「オ、オレ、謝ってきます!」

「謝ったところでどうにもならないよ」

ホント、とんでもないことをしてくれたもんだ。

これがミノではなく、単なるバイトだったら即刻辞めてもらっている。

「チャンミン…」

「うん?」

「オレ、行ってくる」

「…」

なんとなく、予想はしていた。

ユノはそういうだろうって。

優しいから。

「1日だけ、だろ?んで、ちゃんと伝えてくる。好きな人がいますって。付き合ってる人がいますって」

「…」

彼女は、たぶん知っている。

それでも待っていると、覚悟を持ってそう言ったんだ。

たかが1日、されど1日。

どうなるのかなんて、誰もわからない。

人との関係とは、そういうものだ。

「チャンミン…」

どうにも気持ちの折り合いがつかない。

このままでは、だれかれ構わず当り散らしてしまいそうだ。

「ちょっと、出かけてくる」

「え…?ちょ…っ、ま、待って!オレも行くっ」

「ゴメン。ちょっと、ひとりにさせて?」

「…っ」

そんな顔をさせているのは僕だ。

なんで、こんなにも心が狭いんだろう。

ユノのこととなると、余裕が一切なくなってしまう。

「頭冷やしたらすぐ戻ってくるから…ね?」

「チャ、チャンミン…っ」

見開かれた瞳から、ぽろりと涙が零れ落ちる。

チクっと、小さく胸が痛んだ。

抱きしめたいけど、いまはムリだ。

伸ばしかけた手をポケットに詰め込み、小さく息をついた。

ユノのせいじゃない。

頭ではわかっているんだけど、心が追いつかない。

「置いて、くなよ…っ。ひとりにすんなよ…っ」

子どもみたいにしゃくりあげて、行かないでと袖を掴む。

そんなことされたら、振りほどけないじゃないか。

抑え込んでいた感情が暴れだす。

その手を掴んで、力任せに引いた。

行こうと思っていた方向と、真逆へ。

階段を上って、部屋へ入るなり乱暴に扉を閉めた。

いまだ涙をこぼすユノをベットに押し倒し、逃げられないよう馬乗りにして、見下ろした。

「優しくできないけど、いい?」

そう問いかけたのは、残っていた僅かな理性。

「いい。チャンミンになら、何されてもいい…っ」

「…」

なんでこの人はこんなにも真っ直ぐなんだろう。

僕なんか、醜い嫉妬で身も心も妬かれているというのに。

だから、抱いた。

僕のものなんだと所有の証をいくつも刻み込んで、加減なんてできやしない。

暴力ともとれるような、一方的な行為。

それでもユノは、僕を受け止めてくれる。

一生懸命、広い心で。

そのせいで余計に浅ましさや、自分勝手な行為に嫌気が差す。

後に残るのは、後悔しかない。

バカだな、僕は…。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

今回はあんまりそこに重点を置きたくなかったので端折っちゃいました(笑)
しかし…チャンミン君ったら嫉妬しまくり♡
そしてユノ様はどうするんだ??

間違いなく、朝も夜もひ◇み様のリクエスト作品ですね~(´∀`*)ウフフ
そういえばwww
お土産買って来てくれたんですか!?
いつもいつもありがとうございますm(__)m
今度いつ逢えるかな…?
まだ親友様とも休みを確認してない~(;^ω^)

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

ちょっとだけ切なくなっちゃいました(;^ω^)
でも、お互いに好きが溢れてるカンジ♡
チャンミン君ってばヤキモチ妬きだから(´∀`*)ウフフ
ユノ様はどうするんでしょう??
ホントにミノ君ってば、ろくなことしないんだから…"(-""-)"

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

ユノ様だったら行っちゃうでしょうね~…(;^ω^)
チャンミン君の気も知らずに。
優しさは好きな人のためだけに使ってください!ってカンジです(笑)
何が起こるのかな~…?
ミノ君とピルギョさんにはお仕置きが必要ですwww

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Re: メッ!!

K◇O 様

もう…ユノ様ったら(;^ω^)
誰が大事なのかちゃんと考えてほしいものです。
チャンミン君が可哀想(T_T)
このふたり、どうなっちゃうのかな…?
大丈夫かな??
心配だ…"(-""-)"

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