雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Your Man ep.2-20


Your Man ep.2-20



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



どうしても寝付けなくて、寂しくて、不安で。

涙を拭いてもう一度リビングへと向かった。

でも、誰もいない。

明かりはそのままだけど、どこにも姿がなかった。

「…っ」

また、涙が溢れていく。

拭っても、拭っても、止め処なく溢れていく。

「ちゃみ…っ」

捨てられちゃったのかな…。

オレが、あんなこと言ったから。

他の人なんてどうでもいいのに、一番大切なのはチャンミンなのに、行くなんて言ったから…っ。

置いてかないで。

ひとりにしないで。

チャンミンがそばにいなきゃ、意味がないんだ。

好きなのは、チャンミンだけだから。

なのに…。

どうしてあんなこと言っちゃったんだろう。

放っておけばよかったじゃないか。

行かないって、言うだけで済んだんだ。

妙な正義感出して、口走っちゃったから、一番大切な人を傷つけてしまった。

バカだ、オレ。

いまになって、ミノに言われた言葉がわかった。

身に染みて、わかった。

無駄に愛想を振りまかないほうがいいって。

たぶん、これがその結果だ。

勝手に思ってたんだ。

チャンミンならわかってくれる、許してくれるって。

何があってもオレを捨てたりしないって。

そんなこと、あるわけないのに。

だって、どんなに家族みたいに振舞っていたって、ホントの家族じゃない。

離れようと思えば、いつだって離れられる。

他人に、戻れてしまう。

どれだけオレが願ったって、相手にも考えや想いがあるんだから。

いまさら、わかった。

ようやく、理解した。

手遅れになって、初めて。

「…」

さきほどまてチャンミンが座っていた位置に手を伸ばせば、まだかすかにぬくもりがある。

ふわりと香る甘いにおい。

嫌だよ。

別れたくない。

離れられない。

もう、チャンミンなしじゃ生きてけない。

お願いだから、戻ってきて。

もう一度、オレにチャンスをちょうだい…?

ワガママはもう言わないから。

チャンミンのことだけを考えて生きていくから。

だから、お願い…。

目を閉じれば静かに涙が零れ落ちていく。

朝日が姿を現し、外の世界を白く染めていくのに、オレの心は置き去りのまま。

「おっぱ、なにしてるの??」

「…」

顔を上げれば、パジャマ姿のジヘが不思議そうに佇んでいた。

「おっぱ?」

「…」

「なにか、あった?チャンミンおっぱは?」

「いない…。オレ、捨てられちゃった…」

涙って、どれくらい流せば枯れるんだろう…。

言葉にしたことで現実味が増し、また涙が溢れていく。

「お、おっぱ!?ちょ…っ、な、なにがあったの?ちゃんと話して」

「…」

「僕が話すよ。ユノは部屋で少し休んできて?」

とてもじゃないけれど、話ができる状態ではない。

チリョンに言われるまま部屋へと戻って、ベットに横たわる。

ふわりと香ったチャンミンのにおいにまた涙が溢れて、胸が苦しくなる。

呼吸の仕方を忘れてしまったみたいに。

だんだん意識が朦朧としてきて、痛みが麻痺してきて、何も考えられなくなってきた。

どこか遠くでなんか音がしたけど、どうでもいい。

チャンミンじゃないなら、意味がないから。

「ユノ?」

「…」

「ゴハン、食べられそう?」

「…」

チャンミンの作ったご飯を、チャンミンと一緒に食べたい。

時間、戻せないかな…?

1日だけでいい。

昨日をもう一度やり直したい。

「ユノ」

「…」

「おい!チョン・ユンホ!」

「ちょ…っ、ピルギョ!」

ドタバタと聞こえる音。

攻防が続いたが、一際大きな音とともに静寂が訪れた。

「チョン・ユンホ!返事しろっ!」

背中を思い切り叩かれた。

でも、不思議と痛みはない。

邪魔しないで欲しい。

「情けないヤツだな…。オレは、そんな男に育てた覚えはないぞっ!」

「…」

「おい!聞いてんのか!?」

「ピルギョ、いい加減にしろっ!」

初めて、チリョンが怒声を上げた。

威勢の良かったピルギョも息を飲むほど、大きな声。

思わず、オレも振り返ってしまった。

振り返った先には怒りをあらわにしたチリョンがピルギョを睨みつけていた。

ピルギョもなぜか逃げ腰だ。

「だ、だって!」

「だってじゃないでしょ?いい加減、自分の価値観を他人に押し付けるの止めてくれる?人それぞれ、十人いれば十通りの考え方がある。ピルギョの考えがいつだって正しいわけじゃない」

「…っ」

「チャンミンにはチャンミンの、ユノにはユノの、思いがあるんだよ。だから、いまふたりは葛藤してるんでしょ?お互いの意見を尊重したいから。ピルギョみたいに一方的に意見を押し付けるのは簡単だよ。それこそ、小学生にだってできる。でも、チャンミンもユノも大人なんだ。だからこそ、いろいろなことを考える。たまにはケンカだってするし、意見が食い違うときだってある。そんなこともわからないの?」

最初の第一声のみ、声を荒げていたが、あとは静かに語りかけるような口調だった。

だからこそ、オレの耳に届いた。

心に触れた。

そう、なのかな…?

チャンミンはオレを捨てるとか、別れるとか、離れるとか、そういうことじゃなくて、オレのこと理解してくれようとしてた…?

だから、考える時間が欲しいっていう意味でひとりにしてって言ったのか…?

行くなってオレに言うんじゃなくて、オレの考えを理解するために。

「…っ」

「ユノにもこの際だから言っておくね?一緒にいるばかりが恋人じゃないんだよ。もちろん、チャンミンの行動がすべて正しいわけじゃない。でも、わかってあげてほしい。僕には、チャンミンの想いが痛いほどわかるから」

「…」

「ユノに、心配かけたくないんだよ。嫌われたくないんだよ。だから、感情で口走るんじゃなくて、頭を整理して、その上で結論を出したいんだと思う」

嫌われたわけじゃ、ない…?

本当に…?

「ちゃみ…っ」

「だから、もう少しだけチャンミンに時間をあげてくれる?」

自然と頷いていた。

だって、チャンミンがいないとダメだから。

「じゃあ…まず、顔洗って、ゴハン食べようか?そんな顔してたら、チャンミンが戻ってきたとき余計に心配しちゃうよ?」

「う、ん…っ」

戻ってきてくれるかもしれない。

その小さな希望が、いまのオレのすべて。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君がどこに行ったかって?
ちゃんといますよ?
あそこに(笑)

チリョンさんはみんなのお父さん的存在?
お父さんじゃ可哀想だからお兄ちゃんかな??
ピルギョも抑えて、ユノ様とチャンミン君のこともフォローして。
チョン家にはなくてはならない人になってます( *´艸`)
そして、早くラブラブバカップルに戻ってもらわなければ!!

ジンのファンミ、楽しかったですよ~♡
相変わらずのおバカでwww

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

何しろ、チリョンさんは一番のお兄さんですから!
ピルギョさんを抑えて、ユノ様を励まして、チャンミン君をフォローして…いい仕事してます(≧▽≦)
ずっと一緒にいるためには避けて通れない道。
ちゃんと乗りきってもらわないと♪
そんな中、チャンミン君はいずこへ…?
帰ってこーいっ…なんちゃってwww

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Re: タイトルなし

か◇みん 様

チョン家一番の問題児です(笑)
でも、どことなく似てる?
チャンミン君はどこに行っちゃったんでしょうね~…?
そしてユノ様の決断は??

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Re: あらら⁉

ペ◇マミー 様

朝と夜で、まったくキャラの違うユノ様とチャンミン君(笑)
ユノ様ったら、泣きっぱなしです(;^ω^)
チャンミン君は…行方不明?
ラブラブバカップルに戻れる日はいつ!?

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