雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 13


TAXI 13



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



胸が苦しかった。

連休明け、家の前でユノが出てくるのを待ってたけど出てこなくって。

おばさんに聞いたら、もうとっくに出かけたって言われて。

部活も引退したから一緒に行けると思ってたのに。

でもそれが1日、2日と続いて、教室でも休み時間のたびにどこかへ行ってしまって、放課後もトモダチと楽しそうに会話しながら帰っていく。

避けられてる。

そうとしか考えられなかった。

どうして…?

なんか、嫌われるようなことした…?

考えてみても思い当たる節は何もなくて、余計に辛くなった。

ムソクに相談をしようとしたら、ユノの名前を出した途端ちょっと不機嫌になって、それ以上問いかけることもできなかった。

自分でどうにかするしかない。

そう思い至ったけど、話しかけるタイミングがない。

ユノの周りには、いつだって誰かしらがいるから。

ひとり教室に残って落ち込んで、いつまでもここにいたって仕方がないから帰ろうと思った。

人通りの多い道。

邪魔にならないよう端っこを歩いていると、不意に何かに呼ばれた気がして振り返る。

その視線の先には、ドンヘと向かい合って何か話をしているユノの姿があった。

後姿だけど、僕がユノを見間違えるはずがない。

僕以外の人とは普通に接するユノを目の前に、涙があふれてきた。

どうして、って。

視線が合い、咄嗟に逃げ出した。

気づくと昔ユノと一緒に遊んでいた公園にいて、どちらが高く漕げるかと競争したブランコに目が留まった。

カバンを置いて、その小さな板の上に腰を下ろす。

僕が大きくなったからか、ブランコがものすごく小さく思えた。

それだけ、成長したということ。

時間が経ったということ。

いつまでも昔のままではいられないということ。

ユノとも、いつかは離れ離れになるの…?

そんなのイヤだ。

ずっと一緒にいたい。

一緒にいるのが当たり前で、もう、僕の一部みたいな人なんだ。

だから、もし僕が何かをしでかしてしまったなら謝るから、嫌いにならないで。

ユノに抱きついて、久しぶりに感じるぬくもりに心が包まれていく。

でも、耳元で囁かれた”ゴメン”という言葉が棘となって小さく突き刺さる。

「なんで、謝るの…?僕、何かした…?」

「…」

「ユノ…っ」

どうして、何も言ってくれないの?

言ってくれなきゃ、わからない。

言葉はないまま、ぎゅっと僕を抱きしめてくれるその腕。

目を閉じればまた涙が溢れていく。

はらはら、と。

「嫌いになんてならないよ」

「ホン、ト…?」

「当たり前だろ?好きすぎて、困ってるくらいなんだから」

窺うように顔を上げれば、困ったように微笑むユノの顔があった。

その瞳は澄んでいて、うそを言っているようには思えない。

安心した。

自然と笑顔がこぼれる。

「ユノ…」

もう一度身を寄せればまた、ぎゅっと抱きしめてくれる。

なんで、こんなにも居心地がいいんだろう。

ずっとこうしていたい。

「チャンミナ」

「…」

ユノに名前を呼ばれることが、嬉しいと思った。

僕を見つけてくれるその瞳が、僕に受けられるその優しい表情が。

寂しかった心の隙間を埋めてくれる。

「一緒に帰ろう?な?」

「…うん」

自ら手を差し出して繋ぎ、肩を並べて歩き出す。

気づけば既に日は暮れていた。

「ユノ」

「ん?」

「今日は、もうちょっとだけ一緒にいて…?」

マンションを目の前にそうお願いを口にすれば、驚いたように目を見開く。

「ダメ、かな…?」

「ダ、ダメじゃねーよっ」

その言葉に心躍る。

時間を引き延ばすようにゆっくり歩いていた速度を速め、僕の家へと向かった。

ココアとお菓子を用意してユノの元へと戻ってみれば、机の脇に飾ったトロフィーを見つめていた。

「これ、飾ってくれてんだな」

「うん。宝物だもん」

「…そっか」

目を伏せて微笑む姿は喜んでくれているように思えた。

横になっていても、勉強をしていても見える位置に飾ったそれ。

「ダンス、続ける?」

「一応そのつもり。オレ、ひょんと違ってそれくらいしか取り得ないからな」

「そんなことないよ!」

どうしてユノはそんなにも自分を卑下するんだろう。

全然、そんなことないのに。

「そう?」

「うん」

「じゃあ…ひょんとオレ、どっちが好き?」

思いがけない質問に、言葉が詰まる。

どっち…?

比べたことなんかない。

だって、僕にとってはふたりともかけがえのないほど大切な人だから。

「同じくらい、好き」

「え…?」

「え…?ダ、ダメ?」

「それ、ホント?」

驚いたように目を見開きながら、でも真剣な表情で確かめるように問いかける。

やっぱり、おかしいのかな…?

でも、比べられないくらいふたりとも特別な存在。

おずおずと頷けば、なぜかユノが脱力したように座り込んでしまった。

「ユノ…?」

どうしたんだろう。

そして、どうしたらいいんだろう。

持っていたカップをいったん机の上において、同じように僕もその場に座り込んだ。

膝を抱えるようにして、俯いたままのユノの様子を窺う。

「チャンミナ」

急に名を呼ばれ、身体がビクンと震える。

うなだれていた顔が持ち上がり、ユノは真っ直ぐに僕を見つめた。

息を飲むくらい、真剣なその眼差しに心臓が大きく跳ねる。

「オレ、頑張るから」

「え…?」

何を?

首を傾げれば、目を細めてにっこりと笑う。

「ユノ?」

「だから、応援してて?」

「う、うん…?」

もちろん、応援はする。

当たり前だ。

それがなんであれ、僕はユノの味方でありたい。

ファン一号は僕だし。

「よしっ。なんか、やる気出てきたっ!」

両手を掲げるように立ち上がり、大きな声でそう叫ぶ。

ユノの行動が理解できず、僕は目をパチクリ。

でも、ユノが楽しそうだからいいや。

何よりも僕は、ユノの笑顔が好きだから。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君、いまだに気づかず…(;^ω^)
そんなにチャンミン君とユノ様を引き離したい?
でも、そのほうが自覚してくれるかも(笑)
このふたり、どうなっちゃうんでしょうね~?
ムソク様が黙ってみてるわけないし…。

ぜひ、また遊びましょう~♪
韓国に行って、ふたりのお出迎えしないとね♡

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

鈍感すぎるチャンミン君(笑)
ある種、告白何ですけどね~…(;^ω^)
伝わりはしませんでしたが、ユノ様はやる気になった模様!
打倒ムソク様!
ユノ様が一番好きと言ってもらわないと~(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

こ◇ろ 様

そわそわしちゃいますよね~…(;^ω^)
確かに、ドラマの中でもムソク様は思い報われることなく終わっちゃいましたからね…。
ある種一番可哀想な人かも(笑)
どっちも…っていうのは始めていただくご意見!
それはそれでおもしろいかも~(´∀`*)ウフフ

コメント

Re: タイトルなし

ユ◇ナ 様

こちらこそ申し訳ありませんm(__)m
拍手コメのほうはいまお返事できていないんです(T_T)

きゅーってなってもらえましたか!?
歌詞になぞらえて書くお話。
切ない歌詞なのでやっぱりお話も…(;^ω^)

しかし…恋多き男・チャンミン君。
イケメンふたりに惚れられちゃって、しかもふたりとも好きって(笑)
そりゃないよ~…ってカンジです。
とにかく…ユノ様、頑張れ!

コメント

Re: あの~‼

ペ◇マミー 様

ユノ様もチャンミン君も…ホントに、見てるこっちがイライラしちゃう(>_<)
でも、ユノ様、やる気になった模様!
ここからが本番ですよ~♪
ま、ムソク様がこのままおとなしく引きさがるとは思えませんが(;^ω^)
どうなっちゃうんでしょう!?

コメント

Re: タイトルなし

あ◇ 様

わずかな希望の光が!?
とにかく、ユノ様に頑張ってもらいましょう(≧▽≦)

コメント

Re: うーむ

ノー◇カモ 様

チャンミン君、無自覚ですからね~…(;^ω^)
兄弟そろって振り回されて…不憫(T_T)

とりあえずユノ様、やる気が出た模様!
どうなっちゃうのかな~(´∀`*)ウフフ

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