雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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Spinning 54

Spinning 54

心が再び深くつながりあった日から数日。

僕はドンワンの元を訪れた。
迷惑をかけたお詫びと、いままでのお礼と、ひとつお願いをしに。

「チャンミン…」

約1か月ぶりの再会だった。
心配だったが、久しぶりに会ったチャンミンは穏やかな瞳で微笑んでいた。

「相変わらずお忙しそうですね」

「そうでもないさ。前に比べたら楽なもんだ」

ドンワンは東方出版を退職し、独立していた。
彼が求めていた、規則に縛られず、事実だけを追い求めるために。

「で、今日はどうしたんだ?」

「ご迷惑をおかけしてしまったのでそのお詫びと、ご尽力いただいたことにお礼をと思って」

「礼なんていらねぇよ。どちらかっつったら、オレがお前を巻き込んだようなもんだ」

そう告げ、声を立てて笑う。
相変わらず男らしくて、優しくて、頼れる兄さんだ。

「でも、ありがとうございます。これはそのお礼です」

差し出したのは来る途中に買ってきたケーキだった。
手ぶらで行くのは申し訳ないと、ユノが予約しておいてくれたものだ。

「お、うまそうだな」

箱を開けるなり手を入れ、ケーキをひとつ取り出す。
大きく口を開けてそれを頬張り、ドンワンは満足そうにうなずいた。

「あと、これを渡したくて」

「ん?」

指についた生クリームを舐めとり、ティッシュで拭う。
そしてドンワンは差し出したそれを受け取り、そっと微笑んだ。

「そっか…。ん、ぜひ出席させてもらうよ」

「ありがとうございます」

「キュヒョンも呼んでるんだろ?」

「はい」

笑顔でうなずく僕を、ドンワンは優しい瞳で見つめていた。
手には僕の渡した封筒が1枚。

「なぁ、チャンミン。お前、いま幸せか?」

いきなりの質問に驚きながらも、答えに迷いはない。

「はい、幸せです」

「そっか…」

目を伏せ、静かにほほ笑む姿は安堵しているように思えた。

もしかしたらドンワンも闘っていたのかもしれない。
僕を巻き込んでしまったという罪悪感と。

みんな、きっと何かしらと闘っているとようやく気付いた。

「ドンワンさんは、幸せですか?」

「当たり前だろ?」

辛いことがあれば、等しく嬉しいこともある。
これ以上言葉はいらないと微笑みあい、僕は背を向けた。

外へ出れば車に寄りかかって僕を待つユノの姿。
僕を見つけて微笑み、僕もまた微笑んだ。

「お待たせ、ユノ」

「次はキュヒョンのところでいいのか?」

「うん。その次はドンヘさんのとこだよね?」

万人に祝福を求められる関係ではない。
だから僕たちは小さな結婚式を開くことにした。

僕たちを応援してくれている、僕たちを助けてくれた人たちだけを集めて。

「あと、指輪も買いに行かないとな」

「え…?」

「結婚指輪だよ」

きょとんとする僕の頭を乱暴に撫で、苦笑いを浮かべる。

「ほら、早く乗れ。時間が足らなくなる」

「うん!」

嬉しくて。本当に嬉しくて。
車の中とはいえ、人の目もあるのにもかかわらず、僕はユノへとそっと口づけた。

「愛してるよ、ユノ」

どうしても伝えたくなった。
心のままに言葉に乗せれば、ユノが優しく微笑みかける。

いつまでも僕はこの人のそばにいる。
この先、何があっても…。

55へ続く。



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