雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

腐女子による腐女子のための、東方神起妄想小説サイト。ホミン・ミンホどっちも有です。

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

FC2カウンター

ランキング

皆様の愛を葉月へ… にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

プロフィール

葉月

Author:葉月
雪・月・花 ~From.Sweet Drops~へようこそ!
このblogは東方神起大好き腐女子による腐女子のための妄想小説サイトです。
R18要素含みます。
ご覧になる方は、自己責任にてお願いいたします。

最新記事

最新コメント

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (0)
葉月の雑記 (59)
Spinning (57)
REAL (27)
Can't stop Fallin' Love (19)
Birth Day SP (1)
WITH (2)
T 1 Story (3)
DIRT (103)
DIRT 番外編 (2)
metropolis (47)
君のいない夜 (50)
Chandelier (45)
愛をもっと (37)
Tea for Two (3)
Bittersweet (270)
短編 (42)
MIROTIC (248)
Singin' in the Rain (53)
Love in the ice (65)
Your Man (110)
Beside (48)
Double Trouble (57)
TAXI (76)
Heaven's Day (54)
恋焦がれて見た夢 (75)
バンビーノ! (69)
Stranger (80)
キ・セ・キ (127)
Love Again (69)
DARKNESS EYES (77)
366日 (115)
Rise... (36)

アクセスランキング

[ジャンルランキング]
小説・文学
15位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
BL
1位
アクセスランキングを見る>>

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

Your Man ep.2-25


Your Man ep.2-25



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



やっぱり、少し様子がおかしいかな…。

泣き虫なところは変わらないけど、ちょっとだけ違和感がある。

たった1日で、僕たちの関係が少し変わってしまった。

我慢すればよかったのに。

大人な振りして、聞き分けがいいフリをして。

でも、できなかった。

たぶん現在を知って過去に舞い戻ったとしても抑えきれない。

冷静でなんか、いられない。

「チャンミン…?」

呼ぶ声にまぶたを開けば、不安を色濃く浮かべ、覗きこむ瞳があった。

頬をなでて、唇を寄せて、強く抱きしめる。

「おなか、すかない?」

「ちょっと、すいたかも…」

「何が食べたい?」

「チャンミン」

どこでそんな返しを覚えた…?

思わず、言葉に詰まってしまった。

「ダメ…?」

そんなこと言われたら、断れないじゃないか。

元々、断るつもりもないけれど。

それよりも、そんな返しをどこでユノが仕入れてきたかが問題だ。

「チャンミン…?」

「とりあえず…ゴハン、先にしていい?」

「…」

きっと、断られると思ったのだろう。

がっくりと肩を落としてうなだれ、瞳を濡らす。

「昨日のお昼から何も食べてないんだ。だから、ね?お願い」

お昼の途中で席を立ってしまったがために、まともに食事をしたのは昨日の朝が最後。

しかも家から駅までダッシュまでしてしまったし…。

さすがにエネルギー切れだ。

「あとでいっぱい食べさせてあげるから」

「…」

持ち上がった顔は喜びに満ち溢れていた。

でも、まただんだんと沈んでいく。

耳まで真っ赤になって。

言うのはイイのに、言われるのはダメなんだ…。

もしくは、いまさらながらに自分の言葉を振り返って赤面?

ある意味ユノらしい。

でも、それが違和感の正体かもしれない。

少しずつ、何かが違うんだ。

ほんの小さなズレなんだけど、心に引っかかる。

ムリ、してるのかな…?

そんなこと、する必要ないのに。

「ユノ」

「う、ん…?」

「僕は、どんなユノでも好きだよ」

子どもっぽいところも、意外と頑固なところも、甘えん坊なところも。

山の天気みたいにころころ変わる表情とか、口ほどに物を言う瞳とか。

全部。

すべてが合わさって初めてユノになる。

「愛してる」

「…」

ぽかんと開いた唇にそっと口づけ、身体を引き起こした。

「なに食べようか?」

振り返ればまだ呆然とした顔。

そんな突拍子もないこと言ったかな…?

僕にしてみたら、当たり前のことを言葉にしただけなんだけど。

足を止めて振り返り、その瞳を見つめる。

ホント、カッコイイのに可愛い。

頬を両手でそっと包み込んで唇を重ねあわせる。

ユノの手は小さく僕のシャツを掴んで、もっととせがむように浅く唇が開かれた。

そっと舌先を差し入れて、絡ませれば小さく身体が跳ねる。

でも、さすがにこれ以上はまずい。

唇を離せば、物欲しそうなまなざし。

だから、抱き寄せて、耳元でそっと囁いた。

「続きは後で、ね?」

「…」

かすかに顔が綻び、小さな微笑みがこぼれる。

キッチンへと近づくにつれ、漂ってくる胃をくすぐる香り。

覗き込めば、チリョンがいた。

視線に気づいたのか、おたまを持ったまま振り返り、微笑んだ。

「座ってて。もうすぐ煮込み終わるから」

「ビーフシチュー?」

「ホントは1日寝かせたいところなんだけど…まぁ、自分たちで食べる分だからいいでしょ?」

さほどおなかはすいていない様子だったユノだったが、立ち込める香りにおなかが勢いよく鳴いた。

「わ…っ」

慌てて僕をつかんでいた手を解いて、ぎゅっと自分のおなかを隠す。

真っ赤な顔をして。

それでもおなかはユノ以上に素直だ。

またもやぐーっと急かすように鳴き声をあげた。

「ホントはおなか空いてたの?」

問いかければ、涙ぐんだままコクンと小さく頷く。

そして、僕を窺うように見るんだ。

あぁ、そうか。

わかった。

ユノはいま、必死なんだ。

僕に嫌われないよう、一生懸命考えて動いているんだ。

だから、違和感が生まれる。

若干の間というか、そのあとの眼差しとか。

なんだ、僕と一緒じゃないか…。

同じ、だ。

答えにたどり着き、安堵した。

まさか、同じことに悩み、苦しんでいたなんて思いもいしなかったから。

「ちゃ、ちゃみ…っ」

目じりに涙がたまり始める。

僕の沈黙をまったく違う方向へと捉えて。

そっと手を引いて柱の陰に身を隠し、そっと唇を重ねる。

何度も。

ユノが落ち着いてくれるまで。

「チャンミン…っ」

呼吸も儘ならないほど口づけを交わし、微笑みあう。

「大丈夫だよ、ユノ。怖がらないで。僕はずっとユノのそばにいるから」

約束だと小指を立てて差し出せば、ユノの右手の小指が絡まる。

そして浮かぶ、幼い笑顔。

たぶんすぐに元通りにはならないけど、大丈夫。

身体は離れたけど、心は近づいた。

どれだけユノの存在が大きくて、大事なのかが身に染みてわかったんだから。

これから過ごす時間を大切にして、ふたりを繋いでいる糸を強くしていけばいい。

人間関係とは、そういうものなのだから。



つづく。






にほんブログ村 BL・GL・TLブログ 二次BL小説へ
にほんブログ村

関連記事
スポンサーサイト

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

コメント

Re: タイトルなし

ひ◇み 様

ユノ様なりに頑張ったんです(´∀`*)ウフフ
チャンミン君を食べたいなんて…ね~www
ユノ様は自分のことで手いっぱいのご様子ですが、チャンミン君はなんとか余裕が戻ってきた?
あともう少しでイチャコラ再開かな~( *´艸`)

コメント

Re: いいな~

al◇ha 様

安定のラブラブですよ~(´∀`*)ウフフ
ようやく朝と夜のバランスが取れてきた♡
やっぱりこうでないとね~(≧▽≦)
なんとなくいつもなふたりに戻ってきたし、もう大丈夫!?

朝のお話はみんな、チャンミン君にご立腹ですね~(;^ω^)
確かにユノ様が可哀想ですけど、チャンミン君も可哀想な人生送ってるんですよ?

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

 | HOME | 

Design byLoco-net::blog 
Copyright © 雪・月・花 ~From.Sweet Drops~.All rights reserved.