雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 22


TAXI 22



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



アメリカの有名なダンスチームのリハーサルを観に行き、興奮した。

なぜか、ステージに誘われて、プロと混じってダンスして。

本番じゃないけど、でも嬉しかった。

しかも、一緒にやらないかと誘われて、夢みたいで。

即答した。

お願いします、と。

2年間、という期限付き。

そのあとは紹介してくれたプロダクションに所属して活動するという契約を交わして。

親に話したら、案の定好きにしなさいって言われた。

オレに興味がないから、当然だ。

興味があるのはムソクだけ。

やっぱり、オレは家族じゃないんだなって思った。

ショックじゃないといえば嘘になる。

でも、オレにはチャンミンがいる。

兄と同じくらいオレのことが好きだといってくれる人が。

もしかしたら、兄に似ているからだけかもしれかいけど、それでもいい。

オレにとってチャンミンは、唯一特別な人だから。

朝晩、チャンミンと一緒にランニングして基礎体力作り。

週の半分はチャンミンの家で寝泊まりして、大学入試のために勉強して。

たぶん、入学と同時に休学することになると思うけど。

「ユノ?」

「ん?」

「手、止まってるよ?集中できない?」

チャンミンに言わなきゃと思っているのに、言えないまま時間だけが過ぎていく。

時間が経つほどに言いづらくて。

もうすぐ試験だっていうのに。

「ユノ?」

「…」

チャンミンの手がシャープペンを持ったままのオレの手に触れる。

そっと、包み込むように。

「…」

じっとオレを見つめる1対の大きな瞳。

いま、言わないとまた言えなくなってしまう。

しかし、いま言ったら受験に響くんじゃないか?

オレのせいで、万が一のことがあったら…。

「ユノ」

「ん…」

でも、いつかは言わないといけないんだよな…。

それに、2年間だけだし。

「チャンミナ」

「うん?なに??」

「オレ、チャンミナに言わなきゃいけないことがあるんだ」

身体の向きを変え、チャンミンを向かいあう。

チャンミンもまた同じようにオレへと身体を向ける。

「あの、な…。オレ、高校卒業したら、2年間アメリカに行ってくる」

「え…?」

「アメリカのダンスチームで勉強して、戻ってきたらプロのダンサーとしてデビューすることになった」

呆然と見開かれた瞳。

その瞳を真っ直ぐに見つめ返し、その手を包み込んだ。

「迎えに来るから。だから…待っててくれないか?」

「…」

「成功して、絶対迎えに来る。そしたら、ホントの家族になろう?」

兄よりも、大きな人間になってやる。

勉強ができなくったって、できることがある。

この身体が、唯一、オレの武器だ。

「チャンミナ」

「絶対…?」

「当たり前だろ?」

繋いだ手を引き寄せて、その身体を抱きしめた。

腕で包み込めば、細い身体が小さく震える。

「だから…その時は、オレのことを選んでくれないか?」

「え…?」

「ひょんじゃなくて、オレを」

せっかく抱き寄せたのに、また離れていく。

もっと、触れていたかったのに。

「オレじゃ、ダメか?」

「…」

きょとんとしたその顔。

その顔が可愛くて、頬へと手を伸ばした。

ぴくりと震えるその身体。

大きな瞳が、熱を帯びるのが分かった。

何かを期待するようなその眼差し。

理性がぐらぐらと揺れる。

でも、まだオレのものじゃない。

同じくらいじゃ嫌なんだ。

欲張りかもしれないけれど、兄よりオレを好きになってほしい。

代わりではなく、オレを選んでほしい。

「チャンミナ、返事は?」

「ぼ、僕…」

瞳が揺れ、足元へ落ちていく。

そりゃそうだ。

すぐに返事がもらえるなんて思ってない。

でも、好きなんだ。

痛いくらい。

苦しいくらいに。

頬に触れていた手を離し、意識して笑顔を浮かべる。

「返事、いつでもいいから」

オレの心は決まってる。

諦められないってもう嫌って程わかってるし。

「さて…勉強、勉強」

「…」

いまできることはこうやって一緒に過ごす時間を増やすことだけ。

少しでもチャンミンの中でオレの存在が大きくなるように。

特別になれるように。

「チャンミナ、ここ教えて?」

「え…?あ、うん…」

心ここにあらずの状態でも、丁寧に教えてくれるチャンミンはさすがというべきなんだろうか。

それから1時間ほど勉強して、いつものように同じベットへもぐりこむ。

いつもならすり寄ってくるチャンミンが少し離れたところに、背中を向けて横たわったのはオレを意識してくれてるから?

「…」

手を伸ばして引き寄せれば、大きく身体が震える。

「ユ、ユノ…」

「こうやってくっついてるほうがあったかいだろ?」

「…」

抵抗は見られない。

ただ、戸惑っているだけ。

「おやすみ、チャンミナ」

「…おやすみなさい」

ひとのぬくもりというのは、どうしてこんなにも心地いいんだろう。

ぬくもりを知らずに育ったからだろうか…。

普通であれば無条件で与えられるはずの両親からの愛情。

状況は違えど、オレもチャンミンも同じ。

だからこそ、愛さずにはいられない。

出逢うべくして出逢い、惹かれる。

愛してる、チャンミン。

いつか、そう言える日を夢見て、オレは目を閉じた。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

完全に愛の告白ですね~(´∀`*)ウフフ
ユノ様は安定の前向き♡
そして、チャンミン君の決断は?

ヒゲ茶は大変ですよ~!
案の定な結果に、葉月は爆笑させていただきました(笑)

早く届かないかなとドキドキワクワク♪
楽しみに待っております('◇')ゞ

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Re: さすがです👍

ペ◇マミー 様

ユノ様、潔くて、男らしくて、パーフェクトマン♡
どうなっちゃうのかな~?
チャンミン君はどうするのかな~?
お楽しみに(≧▽≦)

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Re: 素敵シーン^^*

ぱ◇こ 様

告白を通り越して、まさかのプロポーズ(笑)
でも、それくらい真剣ってことです♡
チャンミン君はどうするんでしょうか…。
耐えがたい寂しさと常に戦ってきたチャンミン君。
どうなるのか、お楽しみに~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

あ◇まい 様

ムソク様自身はどう思ってるんでしょうね~…?
気づいているのか?
っていうか、ご両親ももう少しユノ様に構ってあげて!ってカンジですが(笑)
さて、どうなる??

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

告白通り越してプロポーズになってますね~…(;^ω^)
アメリカ行きを告げましたが、どうなる?
ホント、ユノ様に不安はないのか?
なんかこの三角関係、よくわかんなくなってきた~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

ユ◇ナ 様

想いを伝えたというか、告白通り越してプロポーズになってますけどね(;^ω^)
さぁ、チャンミン君はどうするんだ?
このままムソク様が黙ってみているとは思えないし…。
とりあえず、ユノ様に頑張ってもらいましょ~(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

あ◇ 様

ユノ様飛ばし過ぎ?
でも、それすらユノ様らしいかも(;^ω^)
チャンミン君はどうするんでしょうね~(´∀`*)ウフフ

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