雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 26


TAXI 26



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



目まぐるしく、時間は過ぎていく。

気づけばすでに3ヶ月が経過していた。

約束したのに、連絡も、手紙も書けないまま。

このチームでは、オレくらいのスキルを持っているヤツなんてゴロゴロいる。

努力をしたものだけがのし上がれる。

だからこそ、眠る時間も、休みさえもなくひたすらにダンスをするだけ。

他の何かを考える余裕なんて一切ない。

なのに、眠りに落ちる寸前、いつも思い出してしまう。

最後に見た、チャンミンの泣き顔を。

まるで捨てられた子犬のようなあの瞳を。

おかしいよな…。

どちらかといえば、捨てられたのはオレなのに。

連絡をしようかと思い立つが、疲れた身体は急速を欲するように眠りへ落ちていく。

これが、オレの毎晩の日課。

そんなある日のことだった。

既に季節は夏。

降り注ぐ太陽の光は恵みとは言えないレベル。

肌に突き刺さる。

レッスン室で汗だくになりながら鏡と睨めっこ。

ひとつひとつの動作を確認しながら、次の公演に向けての準備をしていた。

集中していると、不意に声がかかる。

最初は何を言ってるんだかさっぱりわからなかったけど、いまでははっきり聞き取れる。

やっぱり、慣れってのが一番肝要だ。

「ユノ、美人がお前のこと探してるぞ?」

「は?」

「ほら、早く行ってやれよ」

背中を押され、レッスン室を追い出された。

しかし、汗だくだ。

一応空調は整っているはずなのに。

Tシャツをたくし上げて汗を拭き、階段を下りていったオレは目を見開いた。

「チャンミナ…?」

入り口の目の前で右往左往しているその姿。

思い浮かんだ名前を呆然としながら紡げばその人が振り返った。

眩しいほどの笑顔。

「ユノ」

「…」

眩暈がする。

たった数ヶ月なのに、ずいぶん久しぶりな気がする。

しかも、一段と綺麗になった。

白い肌に、絹糸のような髪。

すらりと伸びた手足に、妖艶な首筋。

人形のように大きな瞳と、しなやかなその身体。

ドクンと、心臓が大きく跳ねる。

やっぱり、まだオレはチャンミンのことが好きなんだなって実感してしまった。

「ゴメンね?いきなり来て」

「いや…。ど、どうしたんだ?なんかあった?」

「ううん。ユノに逢いたかっただけ」

はにかんだ笑顔でそんなことを言うから、勘違いしそうになる。

チャンミンは、兄のものなのに。

「連絡、くれれば迎えに行ったのに」

「ユノのこと驚かせたくて」

そりゃもうってくらい、驚いた。

突然来たことにもだけど、何よりあまりにも綺麗になっているから。

「ユノ?」

見惚れていた自分に気づき、慌てて目をそらした。

きっと、顔が赤くなってる。

「あ…えっと…ちょ、ちょっと待ってて?シャワー浴びて、着替えてくるから」

「練習、見てちゃダメ?」

「え…?」

「ユノのダンスしてるとこ、久しぶりに見たい」

わざわざアメリカまで来たのに?

ホントに、オレのためだけにここまで来てくれた?

口がにやける。

それって、充分特別じゃんって。

「おいで?」

「うん」

自然と手を差し出していた。

すると、当然のようにチャンミンの手が重なる。

狭くて急な階段を上がり、レッスン室へ。

にやにやと笑い、はやし立てるチームメイトを睨みつけ、チャンミンを床へと座らせた。

膝を抱えるようにして体育座り。

大きな瞳を子どもみたいに輝かせ、オレを見ている。

なんか、照れるな…。

本番は何度も見てもらったけど、練習風景はほとんど見せたことないし。

「ユノ、彼女にカッコイイとこ見せたいなら付き合ってやってもいいぞ?」

「は!?な、なに言ってんだよっ」

完全に勘違いしてる。

チャンミンが女だって。

確かに、モデル体系な女ってこんな感じだよな。

顔は小さくて、ウエストは細くて、手足がすらっと長くて。

「ほら、いいからやるぞ」

スピーカーから流れ始める音楽。

自然と全員が立ち上がり、正面を向く。

本番さながらだ。

もちろん、全員がステージに立てるわけがない。

全員でオーディションをして、本番のステージに立てるのはたった10名。

合格率は4倍。

だから、みんな必死だ。

ゆえにレベルが高くなる。

チームメイトでありながら、全員がライバルだから。

「…」

音楽が流れ始めると、チャンミンがいることすら忘れて一心不乱にステップを踏む。

最初は冷やかし交じりだったメンバーも真剣そのもの。

指1本の動きに至るまで神経を張り巡らして、踊りきる。

音が止み、そっと息をついた。

額の汗を拭うと、拍手が聞こえてくる。

そうだ、チャンミンがいたんだ。

「…」

目を輝かせ、満面の笑みで拍手をくれるチャンミンへと歩み寄り、その前に腰を下ろした。

「どうだった?」

「ユノ、カッコイイ!」

「ホント?」

「うんっ」

チャンミンにカッコイイって言われると、俄然やる気が湧いてくる。

始めたきっかけがその言葉だったから。

なんか、妙に照れ臭い。

もちろん、嬉しいんだけど。

「もっと見せて?」

「いいのか?」

「うん。だって、ユノのダンスが見たくてここまで来たんだから」

「…」

無邪気な笑顔と、計算のない言葉。

チャンミンの言葉が、仕種が、そのひとつひとつにオレは実感する。

やっぱり、オレにはチャンミンしかいないって。

間に合うかな…?

まだ。

もっと頑張れば、兄からチャンミンが奪えるかな?

諦めが悪いって言われてもいい。

でも、もう少しだけ頑張ってみたい。

オレは、チャンミンが、どうしても欲しいんだ。



つづく。






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Re: タイトルなし

ひ◇み 様

チャンミン君の渡米目的はなんでしょうね~?
そりゃユノ様もびっくり。
ムソク様は知ってるのか?
どうでしょう?
でも、知ってたらまず行かせてくれないでしょうね(笑)

次はどんな予想を聞かせてくれるのかな?
楽しみにしとりま~す(´∀`*)ウフフ

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Re: タイトルなし

あ◇まい 様

TAXIに乗るのはどちらでしょうね~?
まだ、あの場面が出てきていませんからね~(´∀`*)ウフフ
またユノ様が切なくなっちゃうのかな??

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Re: タイトルなし

ネ◇リ 様

もう逢いにいっちゃいました(笑)
チャンミン君の目的は何でしょう?
3か月の間にどんな心境の変化が??
ユノ様も再度気持ちを再確認!
どうなるのかな~(´∀`*)ウフフ

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Re: うんうん✨

ペ◇マミー 様

まさかの渡米ですね~(*´∀`)♪
チャンミン君に何か心境の変化が!?
どうなるのかな~?

あのサジン、ホントにヤバイ(≧▽≦)
鼻血出ちゃいそう~(笑)

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