雪・月・花 ~From.Sweet Drops~

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TAXI 30


TAXI 30



★♪♯♭☆♪♯♭☆♪♯♭♪♯♭☆♪♯♭★



携帯電話に保存してあったチャンミンの写真を添付し、必要そうな項目を打ち込んでいく。

そしてマネージャーへとメールをした。

「女かと思ったら男か」

つまらない、とあからさまな表情。

面倒を起こすなという割りに、そういうウワサは好きらしい。

まぁ、オレには関係のないことだ。

「とりあえず、頼む。できる限り至急で」

「わかったよ。連絡しとく。知り合いに信頼できるヤツがいるから」

それは初耳だ。

でも、知り合いならば漏らされる心配はない。

オレは何を言われようが構わないが、チャンミンのことをあらぬことまで記事にされるのは絶対に嫌だ。

気が漫ろになりながらも仕事をこなしていけば、あっという間に時間は過ぎていく。

気づくと、マネージャーに依頼してから10日ほどが過ぎていた。

「ユノ」

「…?」

「見つけたってさ」

差し出されたのは分厚い、茶色のファイルだった。

ちょうどよくヘアメイクも終わり、誰もいなくなったことを確認して中身を取り出した。

「それ、誰なんだ?」

「…幼馴染」

そう言っておけば問題はない。

もちろん、もうそれだけの関係で終わらすつもりはないけど。

調査資料をめくり、読み進めていくうちに見つかったことへの喜びは綺麗に消えうせた。

あるのはどうしようもない不安だけ。

チャンミンを思うだけで、いてもたってもいられないくらい。

「ユノ?」

「…」

とりあえず…仕事を終わらせなければ。

1秒でも早く。

そして、迎えに行かなければ。

調査結果の資料を封筒に戻し、カバンの中へと押し込める。

よく目撃される店の名前と場所は頭の中に刻み込んだ。

運がいいのか悪いのか、いま住んでいるマンションの近く。

なぜ、気づかなかったんだろう…。

チャンミンあであれば、どんな人ごみであろうと、どんなに暗かろうと、見つける自信があるのに。

でも、仕方がない。

何しろ、家と仕事の往復だけ。

移動はすべて車。

しかも時間は不規則。

見つけられる可能性はかなり低い。

そう思いながらも、悔しいという感情は消えない。

近くにいたのに、気づけなかったことに。

仕事が終わった夜の23時。

サングラスと帽子を被り、街へと繰り出した。

こうやって外出するのは久しぶり。

人の目を避けるように道の隅を足早に、俯きながら歩いていく。

さすがに平日のこの時間では、繁華街も空いていた。

目当ての店にたどり着き、その看板を見上げる。

ギラギラとしたネオン。

扉を開けると大音量の音楽が聴こえてきた。

オレの知っているチャンミンなら、絶対に足を踏み入れない場所だ。

でも、チャンミンは週に何度かここに出入りをしているのを目撃されている。

証拠の写真もある。

遠くから撮られたものではあるが、かすかに見えるその横顔は本人だった。

憔悴しているのが小さなその写真からでもすぐにわかるほど。

だから余計に不安になった。

「…」

意を決して薄暗い廊下を進んでいく。

平日の、しかももう23時だというのに、店内はかなり賑わっていた。

フロアでは音楽に合わせてダンスをする若者。

薄暗い奥のシート席では酒やたばこを口にしながら戯れる男女。

あまり店内を観察するのもおかしい気がして、カウンターへと向かった。

「ウーロン茶」

「は?」

確かに、こんなところまで来てウーロン茶を飲むヤツはそういないだろうな。

でも、生憎と酒に弱い。

下手に飲んで、万が一チャンミンを見つけたときに酔っていたらしゃれにならない。

いぶかしむスタッフを一瞥し、何気なくフロアへと視線を戻した。

いまのところ、チャンミンはいない。

「なぁ、この人知らない?」

意を決してスタッフに写真を見せながら尋ねてみれば、思い切り睨まれた。

「あんた、何者だ?」

「幼馴染探してるんだ」

「…この前もそれと同じ写真を持って尋ねてきたヤツがいた」

ヤバイな…。

かなり不審がられている。

どうする?

出直したほうがいいのか?

「たぶん、オレが頼んだ業者だよ」

真実をありのままにそう告げたが、とてもじゃないけど信じてもらえてはいないようだ。

「今日はもう、カモ見つけて出てったよ」

「え…?」

「そこいらのホテルにいるんじゃねーか?」

ホントに、そうなのか…?

調査結果資料にもそう記載されていた。

信じたくはないけれど。

「…わかった。また、今度来るよ」

この店に、ホントに出入りしていることはわかった。

それだけでも収穫。

いまは、そう思っておこう。

でも、嫉妬で頭がおかしくなりそうだ。

チャンミンの身体に、誰かが触れているのを想像するだけで。

ウーロン茶を飲み干し、店を出た。

乾いた風が頬を撫でていく。

ネオンの光にかき消され、闇しかない空。

まるで、オレのいまの気持ちそのまんまだ。

「…」

でも、チャンミンはきっと、そんな闇の中で彷徨ってる。

早く助け出さなきゃ。

もう、チャンミンにはオレしかいないから。

ポケットに押し込んだまま手をぐっと握り締め、歩き出した。

諦めるつもりは毛頭ない。

絶対に、探し出す。

そう、心に誓いを立てて…。



つづく。






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